中京重機のオフィシャルブログです。
2016 02.12
手持ちの建設機械を売却するというのは土建業の方でもない限り一般的な経験ではないと思いますが、お手持ちの自動車の買取見積りを取られたことは多くの方があると思います。
その際に、
こんだけしか付かないの?
なんでこんなに差が出るの?
同等車種を持ってた知り合いはもっと高く売れてたのに。
など不満や疑問をお持ちになった方が多いのではないでしょうか。
そこで、
今回はどうすれば賢く眠っている重機を売却できるのかについてお話ししたいと思います。
まず、売却を考えたときに想定できるアウトプットを考えてみます。
①購入店に下取らせる。
②買取業者に売る。
③オークションに出す。
などが考えられますね。
では、それぞれのメリット・デメリットを考えてみたいと思います。
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①購入店に下取らせる
大抵の場合、購入店とはメーカー系販売会社か販売代理店を指します。
これの一番のメリットはなんといっても安心ということでしょう。勝手知ったる相手と取引する訳ですから
トラブる事は考えにくいですよね。
デメリットとしては、相場以上の高値が付く可能性は低いという事です。
もし、あなたが相見積もりをとっておらず、担当営業マンに預けっぱなしであるならば、彼があなたに高値を提示
するインセンティブは働きません。
②ネットで探した買取業者に売る
この場合、相手に信用がおけない事が一番のデメリットでしょう。
土壇場になって買取条件を変えられた、突然連絡が取れなくなった、など不快な思いをするかもしれません。
その分、①より良い価格が付く事もありえます。
③オークションに出す
不慣れの方(普通はそうです)には一番ハードルが高いやり方でしょうか。
出品における手続き、どのオークションにだすのがよいのか、出品手数料、などコスト(あなたに費やす時間もタダではない)がかかります。
しかしながら、
上手くハマれば一番高く売れるでしょう。
*結局どうすればいいの
ここまでで説明した3通りの方法はそれぞれに一長一短があります。
私が一番おすすめするのは①と②の合わせ技です。
要点をまとめて以下で列記しますので、ぜひご参考になさってくださいね。
ウェブで見つけた買取業者に相見積もりを2-3社とる。
この時に会社概要もチェックしておく。
実態がない業者(所在地が集合住宅、など)の数字は信ぴょう性に欠ける場合があります。
一番良かった数字で①の信用できる業者に買取できるか打診する。
この時、即買取が決められなくとも買い手を探すなどの提案をしてくるかもしれません。
①の業者が万策尽きてギブアップしたならば、②の業者の中で一番ご希望にかなうところで決めましょう。
重要なポイントは、 あなたが急ぎ現金化したいのか、
急ぎはしないが遊休機なので売却したいのか、
売る気はあるが本業に多忙だから手間はかけたくないのか、
或いは、あらゆる手間を惜しまず1円でも高く売りたいのか、
など、最も重要なファクターはあなたにとって何か、という事を明確にしておくと判断に迷わないでしょう。
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いかがでしたか。
建機・重機には様々な種類があります。
次回からはそれぞれの種類において、高く売れるもの、売れないものについてその理由を解説したいと思います。
不定期連載ですが…。
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