中京重機のオフィシャルブログです。
2026 01.30
カテゴリ: 重機、 建設機械、 石質破砕機、 中古、 環境リサイクル機械、 操作方法、 バッテリ
みなさま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
寒くて何枚も着込むのですが、動きづらくてどんどん薄着になって結局寒くなってしまう状態をどうしたものかと悩んでいます。
普段の業務の中で在庫機械の管理や検品を行うのですが、冬の季節になるとバッテリー管理や状態に対して特に気を使います。
今回はリサイクル環境機械のバッテリーの管理で注意していることについてご紹介したいと思います。

バッテリー性能が劣化してくるとエンジンのかかりが悪くなるなど、エンジン始動に関するトラブルをイメージしますが、昨今のリサイクル機械の多くが、電子制御やセンサーにて管理が行われています。
機械によってはエンジン始動に問題が無くても、バッテリーの性能劣化によっては本来出るはずのないエラー表示や動作に不具合が発生する事案があります。
またエンジンがかからない場合でもその原因がバッテリーによるものなのか、それ以外の要因によるものなのかによっては時間、金額面でのコストが大きく変わってくる所でもあります。
逆に言えばセンサー類のエラーや電子機器の不良もバッテリーの劣化が原因で交換のみで解消するなんてこともあります。

排ガス規制による尿素浄化システムが機械に搭載されるようになったことで、
バッテリーの管理とメインスイッチの扱いが重要になりました。
結論から言うと、「エンジンを切ってすぐにメインスイッチを切ってはいけない」これが鉄則になります。
何故かというと尿素浄化システムはエンジン停止後にも自動で動作を行っており、
配管中のアドブルーをタンクへ回収する作業を完了してから動作を停止するようになっているからです。
もし作業中にメインスイッチを切ってしまうと、アドブルーの結晶詰まりなどの破損原因やシステム内で正常な手順を行われなかったことに対するエラーが起こり、エンジン始動ができなくなってしまい高額な修理費用がかかります。
尿素浄化システムのある機械はエンジン停止後も一定時間待機し、待機ランプが消灯するなどの停止合図を確認し、正しい手順でメインスイッチを切る必要があります。
BZ210-3 尿素タンク

BZ210-3 メインスイッチ 待機ランプ
海外製機械の管理の上で注意が必要なのが、国産バッテリーを使用して管理している海外製リサイクル機械の管理になります。
特に冬場はバッテリー交換後にもかかわらず、短期間の間にエンジン始動が困難になる事案があります。原因に上がるのがバッテリーの劣化に要る電圧不足もありますが、海外製機械に限ってはバッテリーの「CCA値」規格が指定数値を満たしていないことが原因で始動不良を起こす場合があります。
「CCA値」とは低気温環境時に瞬間的にどれだけの電流を出力できるかの値で、海外バッテリーと国産バッテリーで数値の規格が違っており、サイズと電圧容量だけを見て選ぶと、CCA値が足りずに夏場は問題なくても、冬場になったとたんにエンジンがかからないようになり、ブースターを用いてもかかりきらないトラブルが起きます。
海外製リサイクル機械の冬場のエンジン始動、管理には適切なCCA値の選択またはそれを考慮した機械管理が必要になります。

SANDVIK製 QJ241

HAMMEL製 SRS450C
厳冬期のバッテリーの取り扱いは注意が必要です、今回はアドブルー対応エンジンや海外製の重機との関連についてお話ししました。

T.A.

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