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2024 03.25

卒業・入学シーズンに振り返る中京重機の歴史。

投稿者: 加藤 一明

カテゴリ: 中京重機

春休みに突入!でしょうか?通勤中によく見かけた児童達がこの2・3日現れません。

という事は、今年も卒業・入学シーズンですね。

当然、世間では新社会人が生まれるタイミングでもあります。弊社も新しいメンバーを春から迎えます。

そんな時だから、自分達の歴史を振り返って気を引き締めようかと考える春雨の今日、でしょうか?

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中古建機、環境リサイクル機械の専門商社、中京重機。

中京重機は、林業、解体、スクラップ処理をはじめとする特殊な用途に対応した油圧ショベル、道路建設に不可欠なフィニッシャーや高所作業車、そして環境保護に寄与するリサイクル機械など、幅広い中古建設機械・重機を扱っています。これらの製品に新車や中古重機の売買、メンテナンスサービスを提供し、事業は日本国内に留まらず、アジアを中心に世界各地に展開。特にリサイクル機械に力を入れ、持続可能な社会への貢献を目指しています。

長年の取引を持つ業者から一般ユーザーまで、多くの方々からのリサイクル機械への関心に、中京重機は応えてこれたのではないでしょうか?ただ創業から一貫して建設機械を核としたビジネスを展開し、時代の変遷と共に事業モデルを柔軟に変化させる事も必要でした。特に移動式環境リサイクル機械の取り扱いへの力点の変更は、ニーズの変化に合わせて積極的に進化を遂げてきた一例になるかもしれません。

初期、中京重機は技術発展が進んでいない時代に、直接足を運ぶ営業活動を展開。全国を巡り、製品の価値を直接伝る事で信頼関係を築き、手ごたえを得てきました。特に自走式環境リサイクル機械に関しては、黎明期から深く関わり、特殊な顧客要望に応える製品を難産の末送り出すことも出来ました。これらの取り組みで、解体業界のニーズに先駆けて応え、リサイクルの重要性について業界への浸透へ一助になれたのではと自負しております。

デジタル時代の到来と共に、中京重機は自社ホームページを立ち上げるなど、ビジネスモデルをインターネットに拡張。しかし、デジタル化が進む中でも、「全国行脚」の精神を維持し、顧客との直接的な関係構築を重視しています。これは、技術の進化と人間関係の深化を両立させる中京重機の創業からの変わらぬ想いです。

 

自前でジョークラッシャーを開発していました。

中京重機は、1987年の1号機製作から1998年までに、6社のお客様に合計7台の自走式クラッシャーを製作・販売しました。その中で4台が現在も稼働しており、これら全てに対して直接メンテナンスを提供しました。この長期にわたるサポートが、製品だけでなくお客様との信頼関係を大切にする中京重機の姿勢と言えるかもしれません。

1988年製の2号機は、日立UH10油圧ショベルのキャタピラ部と運転席を流用し、川崎重工業のシングルトグルクラッシャーKS3018を組み込んで製作されました。当初は日産車体製125KVAの発電機とモーターを動力源としていましたが、実用性を高めるために現在はエンジンと油圧ポンプへと変更されています。この2号機はそのユニークな構造と機能性から、長年にわたってT社様をはじめとする顧客に利用され続けており、施設設置の許可関係で現在も現役で活躍しています。中京重機が提供する製品が信頼されていると受け取っていただければ嬉しいですね。

顧客本位の姿勢はこれまで通りです。

時代と共に進化を続ける中京重機は、創業期の営業手法からデジタル時代への適応まで、常に時代の先を行く取り組みを展開してきました。自社ホームページの開設や、国内外へのビジネス拡大は、中古重機業界における中京重機の革新性といえるでしょう。ウェブサイトの全面リニューアルや、複数言語での展開は、より幅広い顧客ニーズに応えるための戦略的な動きであり、当時としてはグローバルな視点で事業を展開し始めていたという事になります。

しかし、中京重機の真髄は、デジタル化の進展と共に、顧客との対面での関係構築の価値を引き続き重視している点にあります。このアプローチは、信頼という無形の価値を生み出し、長期的なビジネス関係を築く上で不可欠です。実際に、顧客のもとを訪れることで得られる直接的なフィードバックは、中京重機が提供するサービスの質をさらに高めるための貴重な情報源となってくれるでしょう。

中京重機の持続的な成功は、革新的な技術開発、顧客との深い関係構築、そして時代の変化に対応する柔軟性から成り立っています。これらの要素は、中京重機が今後も建設機械業界でリーダーの地位を維持し続けるための鍵となるでしょう。今後も、中京重機は技術の革新を追求していきます、顧客ニーズに応えるために進化し続けることで、業界の発展に貢献することを目指していきます。

 

 

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まとめ

中古建機を手掛けてきた中京重機、その歴史を振り返ってみました。

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