中京重機のオフィシャルブログです。
2025 09.19
カテゴリ: 建機、 環境機械、 建設機械、 中古重機、 自走式スクリーン
皆様こんにちは。
暦の上では秋ですがまだまだ暑いですね。
早く気持ちの良い秋の気候になって欲しいと願うばかりですね。
さて、今回もお客様にご購入頂いた機械の紹介と納車の様子を書いていきます。
今回は初取引となるユーザー様にチーフテン1400を納車してまいりました。チーフテン1400といえばPOWERSCREN社製の細選別に適した大型移動式スクリーンです。同メーカーのウォーリアシリーズは弊社もそれなりに扱ってきましたが、チーフテンは希少な機械で且つ個体の良い中古車両に巡り合うのは中々レアなのです。
そんな中、今回は比較的高年式で稼働数も2000HR程度、またオプションの振動グリッドデッキも装備した状態的にも仕様的にも申し分ない機械をお客様にご提供することが出来ました。しかし、納品までの道のりは非常に長くお客様には大変お時間を頂戴いたしました。
それもそのはず、今回はこの巨体を整備のみでなく、全塗装まで仕上げたのです。弊社でも過去1番大きな車輛の塗装作業となりました。
さて、そんなことで完成までお時間を頂戴する形となりましたが、ついに納車日を迎え弊社
サービスマンを2名連れて納車にお邪魔してまいりました。
その日はまだ8月という事もあり兎に角暑い! 納品先近くの道中にある温度計を見るとなん
と41度と表示されています。この日全国で1番暑い地域としてニュース番組で報じられる
ほどの暑さでした。そんな中、現場に機械も到着!! トレーラーに載った大きな巨体は圧巻です。
快晴の中、綺麗に塗装されたブルーが非常に映えております。又、現場には大型の移動式ジョー
クラッシャーも置いてありチーフテンと並んだ姿は興奮ものです。
機械をトレーラーから降ろした後、所定の位置にSETし、簡単な操作説明やグリスアップの場所
を指導いたしました。今回のお客様の元では前述の大型ジョークラッシャーから荒破砕した材料
を直接チーフテンに落として選別したいとの事で、そのレイアウトにセットをして早速試運転を
してみました。クラッシャーの能力が高く、チーフテンにどんどん材料が送られていきます。
問題なく選別はされていますが、出てくる材料を見ているとオーバー材の出てくる量が多く、
本来であればミドル材として出てくるべきサイズの石までオーバー材として排出されています。
クラッシャーの能力が高く入ってくる量が多いのはもちろんですが、チーフテン側のフィーダー
の速度調整やスクリーンデッキの角度など諸々調整が必要でした。そこから、色々なパターンを
試しようやく満足のいく調整となり、排出される製品にも満足できる結果となりました。
調整をしながらの試運転の中で機械を止めて詰まった材料を人力で取り除くなど、酷暑の中で
つらいトラブルもありましたが、現場の方のご協力もあり1日かけて良い調整が出来たかと思い
ます。改めて、環境機械の細かな調整の大事さとさじ加減の難しさを感じる良い経験となりました。
環境機械の取り扱いを強みとしている弊社ですが、実際に現場で機械を稼働させる際の知識やノウ
ハウなどがまだまだ足りないと思わされる今回の納品でした。やはり、現場で学ぶことはたくさん
ありますね。今後も積極的に現場に出動してリアルな知識を蓄えお客様により良いご提案をしていき
たいです。
大型自走式スクリーンチーフテンを納品しました。、ど諸々調整が必要でしたが色々なパターンを試しようやく満足のいく調整となりました。
Y.N.
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