中京重機のオフィシャルブログです。
2016 03.23
こんにちは!
査定で全国に出張に行っております。
北海道~沖縄まで日本全国にわたり今までいろんな
機械を見てきました。
天候の影響や、動物の襲撃による大変な思いもしま
したが・・
さて、今日は査定困難な重機のご紹介です。
やはり、買取りと言えど査定不可な物件も御座います。日々の保管や管理、手入れの仕方で査定金額はだいぶ
変わります。あくまで弊社の感覚ではありますが、是非参考に!!
【査定困難な重機 7選!】
1.動かない
動かない機械は当然査定は困難となります。
バッテリーが上がっている程度ならさほど問題は
ありませんが、例えば、エンジンや油圧ポンプ
がダメなどという物はどうしても査定が困難です。
※定期メンテナンスを怠らないようにしましょう。
2.外装の極端な錆、腐食
雨ざらし、海岸付近の機械はどうしても錆により外観がみすぼらしくなります。
鉄のカバー、フレームでもボロボロに剥がれてしまいます。
特に海外のお客さんは写真のみの判断となる為、外観はかなり重要です。
※機械の保管は建屋、倉庫内の保管をお勧めします。
3.フレームの亀裂、または補修パッチ
油圧ショベルのブームやアームの亀裂補修パッチは印象はかなり悪いです。
Q:【補修パッチは直してるからいいんじゃないの?】
A: 確かにそうですが、パッチが有るとマイナスな事を多数想定されます。
①亀裂、破損があった証拠になる。
②亀裂が入ったという事はその他の個所にも影響があるのでは?
③再度、破損するのでは?
と悪い状況が想定されます。
※作業に見合った機械を使い、本来の目的とは違う(機械に負担な)使い方は避けましょう。
4.旋回輪のガタ
旋回輪は人間で言う腰の部分となります。
特に解体機やリサイクル(リフマグ機)は痛みやすいです。
旋回輪が割れ破損したなんて事例もあります。
そうなった場合、かなりの高額修理となります。
※旋回回りのグリスUPをしっかりする。
オペレーターの運転技術も関係してくるので 解体、リフマグ機等はオペ1人限定が理想です。
5.走行不可、走行油圧回路破裂、走行不具合
機械にはよりますが、特に足がキャタピラーの物は積込が困難となります。
ウィンチ等で引っ張る場合は減速機のギアを抜かなくてはなりません。
それが大型機械に特に大変です。
また、ミッションの不具合は特定困難で、かなりのマイナス要因となります。
※現場の地面状況を理解し、整備時期の考慮が大切かと思われます。
6.水没、転倒、また被爆した機械
自然災害による、機械への影響はやむを得ないとは言えど、価値はかなり下がってしまいます。
特に放射能による被爆(0.3μsv/時)を超える放射線の被曝は海外貿易に影響が出てしまいます。
港で検査に引っかかると輸出できなくなります。
※災害は致し方がないです。
7,盗難車また、偽造車
基本的に盗難車等は査定不可です。
盗難、偽造してないかどうかは弊社で調べる事が出来ます。
発見した場合は速やかに警察へ・・・
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以上ですが参考になりましたでしょうか?
私市川の個人的な意見が盛りだくさんですが、"なるほど!"っと思って頂けたら幸いです。
次回は査定時に動物に襲われた話をしたいと思います。
H.I.
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