中京重機のオフィシャルブログです。
2024 01.12
カテゴリ: 重機、 中古建機、 中古重機、 修理、 環境リサイクル機械
こんにちは、営業の平賀です。2023年の林業展は11月12~13日で茨城県ひたちなか市にある笠松運動公園で開催されました。
初日はあいにくの天候でかなり寒かったと聞いていますが、来場者はかなり多かったようです。
私が会場に着いた13日には幸い晴れていいましたが。それでも風が冷たく気温より寒く感じましたね。。
今年は林業機器に期待していましたが、まずは例年通り破砕機を扱うメーカー様各社のブースにお邪魔することにしました。
ご存じの方も多いでしょうが、林業展では国産と海外メーカーの出展比率は50:50くらいです。
林業の機械化の分野は欧州がリードしているので自ずと展示されている輸入機械も欧州からのものが殆どになります。
(マルマテクニカが扱うVermeerはアメリカ製ですが)。
ほぼ毎年訪れていますがが、展示される機械のレンジが年々広くなっているようです。コストがネックにはなってきますがその気になれば川上から川下まで機械化することは十分可能です。
国産の木材破砕機と言えばまずは諸岡でしょうね。破砕機を投入してから20年以上に経っていて、市場の認知度の高さは素晴らしいです。
破砕機MC-4000、MC-6000と新投入のう横入れ式のグラインダーMRC-3000を展示されていました。
フォワーダーも新モデルの全ラインナップを展示しており、地元の開催された林業展に力を入れているところが窺えます。
コマツにはリフォレの名で知られるタブグラインダーBR200T-3があります、今回は林業仕様ショベルの展示のみになりました。
現在国内で大型カテゴリーに入れていい破砕機を作っているのは2社のみで、
日立にはZR260HCというホリゾンタルグラインダーがありますが、生産終了が決定しているため現有の在庫が売切れたら市場からは姿を消す運命にあります。
国産機が減っていくのは寂しい気はしますが、ICT建機への投資の必要性もあって、あらゆるカテゴリーを揃える事は経営の視点では理屈に合わないのかもしれません。
海外勢に目を移しますと、輸入代理店の中で破砕機の展示があったのがサナース、緑産、マルマテクニカとオカダアイヨンの4社になります。。
緑産は超大型破砕機MEGA922ULTRAをはじめ、一軸破砕機CRAMBO、スタースクリーンMULTISTARを展示しています。
広いブースに所狭しと機械が並んは様子は圧巻の一言。時間の都合でMEGA922のデモを見られなかったことは心残りです。
サナースは中規模のブースで出展の出展となり、スウェーデン製ERJO(エリヨ)社の自走式切削チッパーが展示されていました。まだ私が現場でお目にかかったことのない機械です。
サナースは独DOPPSTADT(ドップシュタット)の取り扱いで知られていますね。
マルマテクニカは米VERMEER(バーミア)社の総代理店を長く務めていて、今回は定番のHG4000ホリゾンタルグラインダーを展示しています。VERMEERが日本に入ってから25年くらいになりますね。
オカダアイヨンは言わずと知れたアタッチメントの総合メーカーですが、破砕機も手掛けています。破砕機の使用の際にはアタッチメンが必要になることもあるからでしょう。
今回の展示品は米MORBARK(モバーク)のLOGBUSTERの小型モデルだった。
私見に過ぎないのですがが、破砕機については以上述べてきた各社に絞られてきたように思います。とはいえ林業の裾野が広がるにつれてニーズも変わってきます。
例えばヨーロッパではトラクターでけん引するタイプの切削機が多いです。日本にも導入しているユーザーは少ないながら存在するが、こういった林業機が主流になっていく事もあるかもしれませんね。
次回以降も業界のトレンドを追っていきたいと思います。
木材破砕機については諸岡 コマツの国内メーカー、や欧米系メーカーに絞られてきた傾向にあります。とはいえ林業の裾野が広がるにつれてニーズも変わってきます。
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S.H.
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