中京重機のオフィシャルブログです。
2022 05.27
カテゴリ: 重機、 建設機械、 中古、 環境リサイクル機械、 操作方法、 取扱説明書
みなさま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
暑いです。まだ梅雨入りもしていないというのに…。
救いなのはたまに涼しい日があるのと、夜はまだ過ごしやすい事です。
6月に入りこれから気温もどんどん上がっていく中で、地獄の夜が訪れるのをただ待たなければならないと思うと今のうちに対策を打っておかなければならないなと思うこの頃です。
この1ヶ月ほどで、集材グラップルやプロセッサ、ハーベスター付きの林業仕様油圧ショベルが多く入荷しています。
中京重機に運ばれるまでの回送や入荷後の検品、試運転を行う中で、今回は実際に私が感じたことをお話できればと思います。
林業仕様に限らず特殊仕様油圧ショベルのアタッチメント装備機すべてに言えるのが、標準仕様の感覚で積み込みを行うと大体の場合高さがオーバーしてしまうと言うことです。
アタッチメントの種類やメーカーの違いによっては機種が同等であったとしても、回送姿勢への手順が異なる場合やそもそも姿勢が定められて無いもの、アタッチメントを外さなければ回送が行えないものもあります。
故に積み込みにあたってはどのような回送姿勢が適当なのかを把握しなければいけません。
SK75SR-3F+プロセッサ」回送姿勢 「SH135X-3+ハーヴェスター」回送姿勢
林業仕様機械には「掴む」「旋回する」など荷役作業を行うグラップル動作。その動作に加えてプロセッサやハーヴェスターが行う「切る」「倒す」「払う」「送る」といった動作など多くの操作が必要になります。
こちらもメーカーやベース機械等のオプションによってレバーの形状や作業ボタンの位置等様々です。
(SK75SR-3F+南星機械製プロセッサレバー操作図)
実際に入荷した機械の検品や出張検品をする際、何件も林業仕様機を見る機会はありましたが、号機に合わせて機械が新しくなるほどに安全面や使いやすさからスイッチ等が追加され手順が変わり、そのため操作性に若干の違いがあるように感じます。
電気制御を切り替えるフットペダルを押しながら操作を行うものもあれば、材を掴む動作を行わなければチェンソー動作が行えない等、同じ動作を目的とした機械でも同じ操作方法の機械はほとんどありませんでした。
逆を言えば自分に合った操作方法を見つけることができるということかもしれませんね。
・KESLA製ハーヴェスターレバー操作図 ・SH75X-3B林業仕様機操作レバー図
・林業機の回送時には確認することがある。
。
・その林業機械によって操作は違います。
T.A.
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