中京重機のオフィシャルブログです。
2024 09.09
こんにちは。
9月に入りましたが、日中は相も変わらず灼熱ですね。
しかし朝晩は徐々に涼しくなってもいます。
寒暖差から体調を崩されない様にみなさんご自愛ください
弊社が所在する名古屋市には名古屋港がありますが、名古屋港に中古建設機械が集まらない状況は長く続いています。
いくつかの要因に起因していますが、今回はそれについてさらっと書いてみます。
名古屋港は東海地区の自動車産業を支える物流拠点として発展してきました。自動車やその部品の輸出が盛んであり、中古車オークションも発達しています。名古屋港は日本一の中古車輸出量を誇るため、自動車関連の物流に特化した設備やインフラが整備されています。
一方で、中古建設機械は土砂などで汚れていることが多く、そのままでは船に積むことが難しいです。しかし、名古屋港にはこれらの機械を洗浄・整備するための専用設備が不足しています。このため、名古屋港から中古建設機械を輸出することが難しい状況です。このためなのか名古屋港へ定期就航している「中古建機を積んでくれる」船社も多くありません。
土砂・薬剤で汚れた重機は多い。
2023年1月にアライオークションが名古屋会場をオープンしました。アライは乗用車や商用車を主軸としつつ、建設機械も取り扱っています。これにより、名古屋地区での建機オークション市場が活性化し、売買される建機の量は増加していると考えられます。しかし、これらの機械が名古屋港から輸出されることは少ないようです。
名古屋地区ではユアサ商事が手掛けるYUMACが存在し、JU愛知も建機コーナーを展開しています。これらの市場が盛り上がることで、地域内での中古建設機械の流通は活発化していますが、輸出には結びついていないようです。
名古屋港は自動車の物流への注力度合が特に高い。
名古屋港は自動車産業に特化した物流拠点として発展しており、中古建設機械を取り扱うための設備やインフラが整っていないことが、中古建設機械が集まらない主な理由です。また、地域内でのオークション市場は活性化しているものの、それが直接的に名古屋港からの輸出につながっていない現状があります。
愛知県でも新たに重機のオークションが開始しています。ですが名古屋港は自動車産業に特化していて、輸出用の中古建設機械がそれほど集まらないです。
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S.H.
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