カテゴリ: 重機、 建機、 建設機械、 コロナウイルス、 中古、 機械、 エンジンオイルフィルター、 エンジン、 オイル
中京重機のオフィシャルブログです。
2020 07.13
カテゴリ: 重機、 建機、 建設機械、 コロナウイルス、 中古、 機械、 エンジンオイルフィルター、 エンジン、 オイル
こんにちは!
コロナ、梅雨、災害と大変な中、みなさま如何お過ごしでしょうか!!
ニュースなどを見ていると、自然の猛威の恐ろしさに恐怖を感じます。
さて、自粛生活の中家の掃除したり、車の洗車をしたり趣味の釣具の手入れをしたりと、普段生活の中で日頃できない事がたくさんできました。
色々な事をポジティブに考え、時間の使い方が大切だなと改めて感じました。
最近では、家の中で音楽を聴いてます。掃除をしていたら昔、大好きだった雨音はショパンの調べを発見しました。懐かしい!!!
さて、前回のブログでは、油圧バルブについて書きましたが、皆様のお役に立てたでしょうか。
今回はオイルフィルターのお話です。
オイルフィルターとは、E/Gオイル、ATF、潤滑油、油圧作動液からスラッジや摩耗粉、ゴミなどを取り除くフィルターのことです。
オイルフィルターは油圧によって駆動され油圧機械でも使われてます。
利用機会が多い道路やオフロードを走る自動車、オートバイなど内燃機関を有する車両、船舶などです。オートマチックトランスミッションなど油圧系統やパワーステアリングなど様々な物にオイルフィルターが使用されてます。産業機械など油で潤滑を行う、ありとあらゆる機械に何らかの形でオイルフィルターが搭載されてます。
たくさん紹介したいのですが、今回は、2種類にします。
1.内臓式
内臓オイルフィルターは、多数の襞が付いている円筒型の濾紙で作られたオイルフィルターをエンジン内部やオイルパン内部のオイルストレーナー付近に直接内蔵する形式の物です。
主に旧式設計のエンジンに用いられています。
エンジンの稼働とともに、濾紙は次第に目詰まりしてくる為、定期的な交換が必要になります。
なお、スピンオン式の社外のオイルフィルターの一部に内蔵式オイルフィルターと同じ構造のリプレイスメントフィルターの分解交換が出来るような物もあります。
2.カートリッジ式とスピンオン式
内蔵式の後に登場したのがカートリッジ式オイルフィルターです。
構造は殆ど一緒でフィルターを内部に納めた脱着可能なカートリッジをエンジン外部に取付ける物です。カートリッジは何度でも再利用ができ、中のフィルターのみを定期交換する形式であり、車両によってはエンジンから離れた位置までオイルが循環するパイプがもうけられ、外部から容易にアクセス可能な箇所に設けられた専用台座にカートリッジを取付られる物です。内蔵式に比べてオイルパンなどを開ける必要がなくなった為、メンテナンスが簡単に出来る様になりました。
専門用語ばかりで解りにくいですが、アドバイスです。
エンジンオイルフィルターが目詰まりすると、リリーフバルブが開いて汚れたオイルがエンジン各部に流れ、ピストンリングやカムなど様々な構成部品の摩耗を早めます。
エンジンオイルフィルターは定期的に交換されますようお願いします。
エンジンオイル交換時にはフィルターも一緒に交換しましょうね。
エンジンオイルパンの底から古いオイルを抜いても、フィルター内部には古いオイルが残ります。オイルパンの構造によるものです。
新しいオイルを入れても、オイルが汚れてしまいますよ。
・中古重機・建設機械のオイルフィルターとは、E/Gオイル、ATF、潤滑油、油圧作動液からスラッジや摩耗粉、ゴミなどを取り除くフィルターの事です。
・中古重機・建設機械のオイルフィルターには、内臓式とカートリッジ式、スピンオン式があります。その他にも、たくさんの種類があります。
・中古重機・建設機械のエンジンオイルフィルターが目詰まりすると、構成部品の摩耗を早める原因となりますので、定期的にフィルター交換することをお勧めします。
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