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2017 11.25

「油圧ショベル用アタッチメント」のメンテナンス・保管と中古購入時の注意点。

投稿者: A.S.

カテゴリ: 中古建機中古建設機械建設機械中古重機アタッチメント解体

こんにちは。

NHKBSプレミアムの番組に『ウルトラ重機』という番組があるのをご存じですか?

 NHK BSプレミアム ウルトラ重機

俳優の田辺誠一さんが、世界で活躍している巨大な重機を紹介していくドキュメンタリー番組です。

先日、第六弾が放送されました。

 普段はほとんど見ることの内容な大迫力の重機が登場しますので、

BSプレミアムが見られる方は、ぜひチェックしてくださいね。

 さて今回は、油圧ショベル用アタッチメントのメンテナンスや保管方法、中古購入のポイントについてお伝えします。

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【1】ココがポイント!油圧ショベル用アタッチメントのメンテナンス。

油圧ショベル用アタッチメントには様々な種類があります。

その中でも、コンクリート構造物を解体するときに利用する「解体用大割機」は、大きな力でコンクリート構造物を噛み砕くように破砕するため、油圧ショベル用アタッチメントの中でも消耗が激しいアタッチメントです。

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そこで今回は、解体用大割機を例にして、メンテナンスのためのチェックポイントを説明します。

 

Check1:すり減りチェック!

大割機の中で最もすり減りやすい部分が、コンクリートを挟む「圧砕歯」です。

すり減ってしまうと噛みこむ力が弱くなり、作業効率が低下します。

 その場合は、「肉盛り溶接」をすることで噛みこむ力が復活します。

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しかし、メンテナンスで肉盛り溶接を行わずそのまま使い続けると、「圧砕歯」が完全になくなるほどすり減ってしまいます。

こうなると、三角形の材料を溶接して再生させることになりますが、一般的な溶接では強い圧力のかかる作業に耐えられません。

そこで、材料と土台の溶接面を溶かし込んで深く密着させるという手間と技術力が必要な作業になり、修繕費用は一般的な肉盛り溶接補修よりも高額になります。

もう一点のすり減りやすい部分は「鉄筋カッター」です。

通常のハガネよりも硬い「工具鋼」や「高速度工具鋼」などの特殊鋼が利用されていますが、鉄筋を切り続けているとどうしても摩耗します。

すり減ってきた場合には、補修または交換を行います。

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しかし、メンテナンスをせずにすり減った状態で使い続けていると、「鉄筋カッター」をのせている台座(キャリア)まですり減ってしまうことがあります。

こうなると、台座から修繕する必要があるため、修繕費用が非常に高額になります。

 

Check2:ピンのガタつきチェック!

アタッチメントの取り付け部分や歯の支点となっているピンは大きな負担がかかる部分です。

アタッチメントにガタつきが出ている場合は、このピン周りが摩耗している可能性があります。

 ピン周りのガタつきには2つのケースが考えられます。

ひとつは、ピンがすり減ってしまっている場合です。

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この場合は、ピンを交換することでガタつきを改善できます。

しかし、ピンだけでなく、ピン穴が摩耗して大きくなっている場合は、ピン穴の再生をしなければいけません。

 もうひとつは、フレームが歪んでしまっている場合です。

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ねじる動作などでピン部分に負荷がかかり、フレーム自体が歪んでガタつきを生じさせることがあります。

軽度な場合は、ピンを締めこむことでガタつきを抑えられます。

しかし、フレームの歪みが大きい場合は、フレームの歪みを直す修繕が必要です。

 

Check3:油漏れチェック!

圧砕歯を動かす「シリンダー」「増圧・増速装置」といった油圧を利用して動かしている部分は、油漏れがないかをチェックします。

油漏れがある場合は速やかに修理するようにしましょう。

そのまま無理に使い続けていると、効率が悪くなるだけでなく、最悪の場合動かなくなってしまいます。

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以上、大割機を例にメンテナンスのチェックポイントを挙げましたが、「すり減り」「ガタつき」「油漏れ」は
どのアタッチメントにも当てはまるチェックポイントです。

どのポイントも、早い段階で修繕せず、そのまま使い続けると、アタッチメントの寿命が短くなるだけでなく、
いざ修繕しようと思ったときに非常に高額になってしまいます。

 

特に、解体現場で利用されているブレーカー、圧砕機、鉄骨切断機、つかみ機は年に1度の特定自主検査の対象になっています。

 

より安全に、より長くアタッチメントを利用できるように定期的にチェックし、状態が悪化しないうちに修繕することを心がけましょう。

【2】ココがポイント!油圧ショベル用アタッチメントの保管方法。

アタッチメントは必要に応じて付け替えて利用するため、油圧ショベルに取り付けず、保管しておく期間も長くなることがあります。

 

保管において、特に注意してほしいのは次の2点です。

 

(1)ブレーカーのチゼル(杭)

ブレーカーは防水構造になっていますが、チゼルの隙間からブレーカー内部に水が入ってしまうことがあります。

そうすると、内部が錆び付いてしまいます。雨ざらしの場所での保管を避けることがベストですが、屋外で保管する場合は、前傾姿勢にしてチゼルが下を向くように置くようにしましょう。

 

(2)シリンダー

圧砕機やグラップルなど、油圧シリンダーを利用しているアタッチメントの場合、シリンダーの錆びつきに注意が必要です。

大割機であれば歯を開いて、シリンダーロットがシリンダーケースの中に入った状態で保管すると錆びつきにくくなります。

 

 また、長期間保管する場合には、ブルーシートで覆うなどの工夫をし、アタッチメントが雨で濡れて錆び付かないようにしてください。

【3】ココがポイント!中古の油圧ショベル用アタッチメントを購入するなら。

油圧ショベル用アタッチメントを中古で購入するときには、まず、ご自身が利用している油圧ショベルに取り付けられるか否か?の確認が必要です。

 

メーカーによって、アームのセンター幅とピン径が違うため、機種によっては取り付けられない場合もあります。

そのため、今までどんなアタッチメントを使っていたのか、これから何を取り付けたいのかをきちんと把握しておきましょう。

 

チェックするのはこの3つです。

(1)アタッチメントの駆動に必要な油圧配管があるか?

(2)油圧ショベルのアームのセンター幅

(3)油圧ショベルのアームのピン経

(4)油圧配管の口金の種類

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そして、実際にアタッチメントを選ぶ際には、自分の目でしっかりと状態をチェックして納得したものを選ぶようにしてください。

 

チェックする場所は、1章で説明したメンテナンスのチェックポイントと同様に

・「すり減り」

・「ガタつき」

・「油漏れ」

ですが、もう少し細かくチェックする点を挙げるとすれば、以下の通りです。

・油圧シリンダーに油漏れはないか?

・旋回装置に油漏れはないか?

・摩耗の状態は?

・クラックは入っていないか?

・ピンにガタつきはないか?

・フレームに歪みはないか?

 

中古販売されているアタッチメントは、販売業者がオーバーホールをして利用できる状態に再生しているものもあります。

 しかし実際に使用してみると、いろいろなトラブルが起こることもしばしばあります。

例えば、1章で説明した大割機の歯の再生で溶接処理をした場合、きちんと溶接作業をしていても、業務に利用した時に歯が折れて取れてしまうこともあります。

大割機の歯先の溶接補修は溶接職人の腕の見せ所ともいえる補修で、それだけ高い技術力が必要です。

中古のアタッチメントは、再販業者が懸命にオーバーホールをしていても、リスクはゼロではありません。

このようなリスクも念頭において、万一のときにも相談できるような信頼のできる業者を探してください。

油圧ショベル用アタッチメントをお探しの方は、中京重機にお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

油圧ショベル用アタッチメントのメンテナンスのチェックポイントは「すり減り」「ガタつき」「油漏れ」の3つ。

油圧ショベル用アタッチメントを保管するときは、雨に濡れないようにして錆びつかない工夫を。

中古で油圧ショベル用アタッチメントを購入するときは、目視ですり減りや油漏れなどをしっかり確認し、信頼できる業者を利用する。

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