中京重機のオフィシャルブログです。
2023 04.21
カテゴリ: 重機、 建設機械、 中古、 環境リサイクル機械、 操作方法、 取扱説明書
みなさま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
私事ですが、本格的に花粉症というものになりました。
以前から軽い症状のようなものはあったのですが、
いざ本格的な症状が起こると日々悩まされます。
さて今回ですが、弊社で最近取り扱いのあった
Doppstadt製 自走式1式軸混廃破砕機 DW3060Kの
操作と構造の特徴についてご紹介したいと思います。
以前にスゥエーデン「SANDVIK」製のジョークラッシャーQJ241のエンジン始動方法について少しご紹介したことがあります。
今回ご紹介するDW3060K ドイツ「Doppstadt」製の混廃破砕機なのですが、
エンジン始動の手順に、
➀バッテリーの「メインスイッチ」を入れる。
➁キースイッチを「ON」に入れる。
➂「エンジンリセットボタン」を押す。
➃キースイッチを回し、「約10秒間回し切った状態」を保持する。
の工程が必要になるのですが、
そうです。QJ241と同じなんですね。
複数の工程が必要で見慣れない独特の始動方法ですが、
ドイツとスウェーデンという違う国のメーカー、違う用途の機械なのに同じ始動方法になっています。
普段見慣れないというだけで、海外という範囲で見ると実は一般的なのかもしれませんね。
バッテリーメインスイッチ
機体操作盤
破砕ローラーとエンジンが直列駆動によってつながっています、それでエンジン回転数に応じて破砕ローラーの回転が変わり、破砕したものをコンベアの操作で排出する構造です。
この機構は低燃費、シンプル構造、高トルク等のメリットがあるのですが、逆にエンジンを始動するだけで破砕ローラーも動いてしまうという操作には注意が必要な仕様です。
普段見慣れない機械は、構造と操作方法をしっかりと確認し安全面にはよく注意が必要だと改めて感じます。
駆動装置
破砕ローラー
同じ環境リサイクル機械でも国内製と海外製では取扱い方法がもちろん異なる場合が多々あります
センサーの取り付け位置や作動範囲・動作の違い、ラジコンの通信方法やエンジンの始動方法、等国、重機メーカーや建機の使用用途によって異なります。機の中にはこれらの操作を行うのも一苦労な重機・建設機械があります。
やはり重機の取扱説明書を読み込む必要があることには変わりはありません。そして安全確保が最優先事項であることもこれまた変わらないのです。
中京重機では、国内製はもちろん海外製の中古木材破砕機や中古林業仕様機を扱ってきていて、取扱説明書の内容の読み込みと手に入れた情報とのすり合わせの悪戦苦闘の歴史といっても過言ではないかもしれません。
ですので重機・建設機械の納入指導として直接操作方法をお教えすることもできるかもしれません。操作に懸念がある方や機械に関して質問したいという方は是非お気軽にお問合せ下さい。
自走式1軸破砕機DW3060Kの操作には特別な配慮が必要です。
T.A.
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