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2017 10.14

中古の「高所作業車」がお手頃価格で流通している理由とは・・・。

投稿者: A.S.

カテゴリ: 重機中古建機中古建設機械建設機械高所作業車

こんにちは。

重機を利用する現場では、安全を確保することが何よりも重要です。

そんな安全を助けるシステムが開発されたそうです。

重機の一定範囲内に作業員が入ると警告してくれる仕組みで、磁界を利用しているので障害物があっても検知できるのだとか。

kensetsunews.com

記事を読むと、導入も比較的楽にできそうなので、このような新しい技術でより安全で安心して働ける現場が増えていくといいですね。

 

さて今回は、中古高所作業車の流通事情についてお伝えします。

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【1】高くても買いたい!安いから買いたい!中古高所作業車の2つのニーズ。

 高所作業車は、中古重機の中でも人気が高く、弊社にも多くのお問い合わせがあります。

そして、その人気には「高くても買いたい!」というニーズと「安いから買いたい!」というニーズの2つのパターンがあります。

 まず、「高くても買いたい!」というニーズがあるのは、最大地上高が15mを超すような車載式高所作業車です。

15mや25mを超える車載式高所作業車は中古市場での流通量が少ないため、状態が良い車両の場合、かなり高額で取引されています。

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次に、「安いから買いたい!」というニーズがあるのは、テーブルリフトやブームリフトといった自走式高所作業車です。

 重機に限らず、どのような中古市場でも、新品価格、経年数や状態、人気などによって中古の相場価格が決まります。

 自走式高所作業車は新車価格が高額なうえに人気もあるので、中古の相場価格が高くなるはずです。

ところが、中古の自走式高所作業車は、新車価格と比較するとかなりお値打ち感のある価格帯で流通しているのです。

 なぜ安価なのか?については次の章で詳しく説明します。

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【2】中古の自走式高所作業車がお値打ち価格になる秘密。

 中古の自走式高所作業車が安価に流通している理由は、ずばり、多くが低年式&ハイアワーの機械だからです。

アワーメーターを見ると、7,0008,000時間のものがざらにあり、多いものだとメーター上限の1万時間を超えて値が1回転してしまいその結果「0とか10時間」と表示されてしまっている機械もあります。

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 では、なぜ低年式&ハイアワーの車両が多いのか?という点については、自走式高所作業車が中古市場に流通する流れからご説明します。

 自走式高所作業車が多く利用されているのは、大手のゼネコンが手掛けるような大規模な工事現場です。

このような現場では、何十台、何百台といった単位で自走式高所作業車が導入されています。

 ところが、工期は長くても1から2年ほどしかありません。

そのため工事受注業者は大量の自走式高所作業車を自前で購入すると採算が合いません。

また、メンテナンスや使用していない期間の保管方法の問題も出てきます。

そのため、大規模工事の現場では、レンタルの自走式高所作業車を利用することがほとんどです。

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 一方、レンタル業者では、大規模工事のニーズに合わせて、新車の自走式高所作業車を何百台単位で購入します。

そして、レンタル業者で導入された新車の自走式高所作業車は、様々な現場に出動して、1015年経つと買取業者などへ払い下げられます。

 こうしてレンタル業者から払い下げられた、ハイアワー&低年式の自走式高所作業車が中古市場に流通していくのです。

 10年以上利用されている機械であり、アワーメーターも7,000時間を超えることも多いことから、中古の相場価格が安価になっているのです。

また、それだけ長く利用されていると、本体カバーや外板にへこみや変形があったり、はけ塗り塗装で塗り直されていたりと、新車だった頃の面影が薄くなっていることも多くあります。

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 こうした外観の劣化も、中古価格が安価になる要因のひとつとなります。

【3】ハイアワーの自走式高所作業車、安全面は大丈夫?

中古市場に流通している自走式高所作業車の多くが低年式&ハイアワーの機械だということで心配になるのは“安全面”なのではないでしょうか?

 ところが、その心配に対する答えは、「問題なく利用できるものがほとんど」なのです。

 なぜなら、高所作業車は「建設荷役車両安全技術協会(けんにきょう)」が指定する「特定自主検査」の対象となっている機械でレンタル業者が大手ゼネコンご受注するような現場に貸し出しをする前提で管理していた車両なので、安全衛生法例上大きな問題がないように基準を満たす整備・点検が行われているからです。

レンタル車両としてきちんと管理されてきた機械には、年次で行われる「特定自主検査のステッカー」が貼ってあり、点検表(コピー)や取扱説明書もセットになって中古市場に流通しているものもあります。

 中古の自走式高所作業車は、ハイアワー&低年式であってもきちんとメンテナンスを受けてきた車両だということがしっかりと裏付けされているのです。

ただし、過信は禁物!

「ウチの現場は自社内使用だし、今年は特自検はやらなくていいか・・・。」とやりすごしてしまったりすると・・・さすがに10から15年使用された機械だけあります。走行ブレーキ等が弱っていたりするかも・・・きちんと事故を回避する予防整備はしておきたいものですよね。

 中古の高所作業車をお探しの方は、ぜひ中京重機にお問い合わせください。

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まとめ

 15から25mを超す車載式高所作業車の「高くても買いたい!」のニーズと自走式高所作業車の「安いから買いたい!」のニーズがある。

レンタル業者が1015年使用した自走式高所作業車が払い下げられて中古市場に流通しているために相場価格が安価になっている。

中古の自走式高所作業車は、レンタル業者が安全基準を満たす点検を行ってきた車両が多いので、問題なく利用できるものがほとんど。

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