中京重機のオフィシャルブログです。
2017 12.14
カテゴリ: 重機、 建機、 環境機械、 建設機械、 アタッチメント
おはこんばんにちは。
今年も残り1か月を切りました。12月に入り、2017年もいよいよ終わりが近づいた感じですね。
年始のお正月がつい最近だったように思います・・・歳を感じますね(^。^;)
さて、今回も環境リサイクル関連の機械について書いていこうと思いますが、
「自走式」でも「定置式」でもない変わりものを紹介していこうと思います。
油圧ショベルってすごいですよね!
アームの先端を付け替えるだけでいろんな用途に変化対応してしまう!
重機・建機の中ではなんでも仕事をこなすオールラウンドなスペシャリストだと私は思います。
そんな中でも弊社の得意分野である環境リサイクル関連の特殊で変わったアタッチメントを取り上げていきたいと思います。
①【バケットクラッシャー】
知っている方が多いかとは思いますが、油圧ショベルに取り付けられる「ジョークラッシャー」です。同じような用途である「小割機」で破砕するのと比べると砕いた破砕ガラの大きさは均等になるのではないでしょうか。左の写真はジャクティー製の【GAL-200】で現在は製造したメーカーこそ存在していないですが、部品の供給は「チハラ産業さん」がやっています。ご心配なく!「ギャル200」とか言ったりしますね(笑) 右はオノデラ製の【AJ-70】です。キャッチコピーは【あしたもジョー】のようです。
②【ウォークスクリーン】
要は「振動スクリーン」なのですが、主に砂利や砂を振るうのに適しています。写真は「クラベルクリーン」の【SSD-07】です。「ウォークスクリーン」と言う商品名ですので「移動しながら振るえる!」という事なのでしょうか(笑) 隣の写真は「八木産業製」のトロンメルです。ある程度の粗選別や遺物除去に適しています。
③【1軸破砕機】
「グリーンテック」さんの【スーパーマウス!】即ち "超鼠" ですね!廃プラや木材や電化製品等をバリバリ破砕します。
いろんなタイプの環境機械関連のアタッチメントがあって面白いですね。
他にも弊社で扱った事の無い商品がたくさん世の中には存在していると思いますよ!
ここまででご紹介したバケットクラッシャーですが、破砕ができると言ってもやっぱり油圧ショベルの先端に取り付けられるサイズの破砕機なので処理能力はしれてますね。自走式や固定式のクラッシャーに比べたらの話ですが・・・。
でも、そんなコンパクトで機能的な性格が重宝される場面がたくさんあります。
①小規模な現場で活躍!?(バケットクラッシャー)
解体現場では規模と範囲が小~大とあり様々です。中でも小規模な現場でのコンガラ処理に向いているのかと思います。もちろん大きな現場で使用される所もあります!解体ででたコンガラの処理は基本的に小割機を使用しますが。バケットクラッシャーの場合ダイレクトに40mm~60mmアンダーにすることができます。上記で紹介したGAL200なんかは(方式としては少し古いですが・・)力もあり、しっかり破砕します!
➡弊社で撮った動画を参照して下さい。
参照動画 ➡ GAL200試運転
②解体工事の残痕処理にピッタリ
解体工事の後はどうしても産廃や土砂などの処理をしなくてはならないですが、いまどきはきちんと分別をしないといけないので上記で書いたウォークスクリーン(SSD-07) なんかは残痕処理程度ならちょうどいいと思います。 能力は40m3/H程で1分で120回振るえます。
参照動画(動作のみ) ➡ SSD-07動作動画
③選別して出た混廃も粉々!
②で選別してでた混廃も破砕してしまう事が出来ます。家屋の解体では木や混廃がでますが、グリーンテックさんのスーパーマススで粉々にできますよ。実際には木材、ブルーシート、プラ、ケーブル等の破砕に適していています。処理能力は4~8m3/Hほどです。破砕サイズは30~100mm程度にできます。
参照動画(動作のみ) ➡ SPM-200動作動画
最後に、いままで多くの環境機械を取り扱ってきた経験から、機械選定のポイントをご案内しておきます。
仕事の量に比例した最適な機械を購入したいというのが前提であると思いますが・・・機械選びを失敗されるかたは多いようです。
一番多いのは予算をケチって小さい機械を買い能力不足で結局大型の機械に買い替えするとかですね。
上記で紹介したアタッチメントではBR380JGとかVR516みたいに大規模な仕事には物理的に対応できません。
大前提として必要機械の相場と価格の把握は必要ですね。
例として書いていきますので一部ご紹介します。
現場の状況に応じて変化しますが、例えばコマツのBR100JG-2(10tクラスジョークラッシャー)だと状態次第ですが、すぐ使える状態の物でも1000万円を超えてきます(中古)。
一方、上記で紹介したGAL200だとすぐ使える状態で200万円行かないくらいです(中古)。
※現在弊社で在庫してます(笑) ➡GAL200 詳細
スクリーンは日立のVR408だと、だいたい使える状態のもので700万円前後(中古)でしょうか。ウォークスクリーンは100万円前半とかでしょうか。
これだけ金額に差があるので注意したほうがいいですね。
メーカーが発行した各機械の処理能力の目安を記した資料なども持っていますので、仕事や事業に見合った機械選びを弊社はサポートします!!
お気軽に中京重機までご相談ください。
アタッチメントでのリサイクルはコスト安く意外に効果的。
小規模現場から大規模な現場と幅広く活躍できる。
一般的な環境機械(自走式)と比べると能力は劣るが金額は大差あるので購入の検討がしやすい。
現場の状況に応じた機械の選定の重要性。
H.I.
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