中京重機のオフィシャルブログです。
2017 11.22
カテゴリ: 重機、 中古建機、 輸出、 作業用品、 建設機械、 バンニング
それ以外の設備としては2.5トンフォークリフトに長いサヤを付けて使っています。4.9トン吊りクローラークレーンもあります。 これらを使って0.45m3の横倒しまでは自分たちでやっています。 コンテナの中へ詰めていったら、固縛しなければなりません。ラッシングと呼びますが、この作業がしっかりされていない為にコンテナの壁を突き破ってしまった事例は結構あるそうです。弊社でもホイールローダーの固縛が甘く、実入りを返す時に運転手さんに指摘をされた事があります。
さて、ラッシングに使う道具は色々ありますが、弊社ではASLASHという布製ベルトを使っています。オランダ?だったと思うのですが海外製です。布ベルトですが、特殊な縫製が施されており、一本で3トンの荷重まで耐えるそうです。実際試してみた所3トン以上耐えました。鉄製ワイヤーを使ってやっていた頃は費用が高く付いたのですが、これに変えてからかなりコストダウンできました。布製で扱いやすいのでバンニング以外にも色々と活用でき重宝しています。
さてさて、固縛が済んでもまだ終わりではありません。
タイヤ式の重機は輪止めをしてやらないと動いてしまう事がありますのでここもしっかりやります。弊社ではシンプルに角材を使っています。丸ノコで適当な長さに切断してタイヤの隅に寄せて釘を打ち付けます。斜めに打ち込むので下手な人がやるとしっかり打ち込まれる前に曲がってしまいます。 私もあまり得意ではないので打率5割位です(半分は失敗しています)。来年度には釘打ち機を導入して工数短縮を図りたいと思っています。
いかがでしたでしょうか。バン詰は一般の方には新鮮だったのではないでしょうか。弊社のバンニング技術はそれほど高いわけではなく、他社さんの事例を見て勉強になる事が多くあります。これからも効果的な手法があればどんどん取り入れていきたいと思っています。
バンニングのやり方は千差万別、会社さんによって様々な工夫がなされています。
ラッシングはしっかりやりましょう。事故を起こすと高くつきますよ!
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