貿易事務あるある：お正月休み事情

正月のお休みを経て、体も心もリフレッシュされ、よっしゃー！心機一転し仕事頑張るぞー！となっている方も多いかと思いますが、海外と仕事をしていますと、先方がまたこれから長い休みに入る国々があり、少しテンション下がるのでは？！とも思ったりしますが、いかがでしょうか？

正月と言っても、我が国と違って旧正月を祝う国もあり、休みが違うのです！

貿易シーンにおいて、意識して頂きたいのは、輸出する場合、納品時期（船積み）、輸入する場合、調達のための納期（船積み）が相手国においてこの旧正月にかからないように配慮するもしくは事前に相談しておく必要があるとのことです。

輸出する場合は、日本は年が明け仕事モードになっており、船積みを進めていたとして、旧正月を祝う相手国がこれから連休に入るとすると、相手国の休み中船が着いてしまっても税関や港は動きませんので、連休期間貨物の保管等のため、輸入側はコストが発生するかもしれません。

輸入する場合は、相手国の連休のため、ほしい時期に調達できなくなってしまう可能性だってあります。

こちらが２０２４年の旧正月を祝う国のお休みになりますので、ぜひご参考下さい！

中国（春節）：2月10日（土）～17日（土）

韓国（ソルラル）：2月９日（金）～12日（月）

台湾（春節）：2月8日（木）～14日（水）

ベトナム（テト）：2月8日（木）～14日（水）

マレーシア（チャイニーズニューイヤー）：2月10日（土）～11日（日）※振替休日：12日（月）

テトの風景

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