中京重機のオフィシャルブログです。
2019 08.09
カテゴリ: 重機、 建機、 環境機械、 建設機械、 中古重機、 土質改良機、 マレーシア
こんにちわ。
毎日殺人的な暑さが続いておりますので皆さんご自愛ください。
先日何年かぶりに3泊4日でマレーシア出張へ行ってきましたので、
今回はそれについて書こうと思います。
GST導入後の混乱からず―――ッと不調のマレーシアです。
記憶に新しいマハティールさんの復活をお客様はどう見ているのか、興味深いところです。。
最初に向かったのはセランゴール州の北端のバイヤーさんでした。
トラックの取り扱い量の方がはるかに多いのですが、
油圧ショベルやフォークリフト、リーチローダーなどを買って頂いています。
4人兄弟の同族経営なんですが、世代交代を進めているようで23歳の息子さんが対応してくれました。
政権交代後は公共事業が止まっているらしく、あまり引合いは活発ではないとの事でした。
プランテーション向けのリーチローダー需要は堅調だそうで、そちらはあれば紹介をとの事でした。
一番の悩みはワーカーの確保との事、工場の中にミャンマーやバングラデシュの方が多く見られました。
多少仕事が出来るようになる自国民のネットワークで勝手に他所へ移ってしまうらしく頭痛の種だそうです。
自国民で確保できればいいんでしょうが、マレーシアでも若い人は現場仕事を敬遠する傾向なようですね。
去年移転したそうで、以前は東南アジアでよくある土のヤードだったんですが、
立派なオフィスビルと工場に生まれ変わっていました。更なる発展を期待しています。
2日目はクアラルンプールのお客様を訪問しました。
そのうちの1社は中国メーカーのXCMGの代理店をやられている立派な会社です。
主に環境商品を買って頂いており、大変お世話になっています。
やり手の社長で新車販売やレンタルの業績を伸ばしておられます。
現在はXCMGの新車販売が売り上げの大きなボリュームを占めているそうで、
日本からの中古重機は高すぎて商売にならないようです。
確かにマレーシアに限りませんが、欧米からの仕入のボリュームが日本を超えている国の方が多いですね。
日本がガラパゴス化して、世界の潮流から取り残されているように感じます。
3日目はイポーに行ってきました。建機業者は20社くらいあるでしょうか。
古くからお付き合いさせて頂いている業者さんもあるのですが、実はイポーは初めて行きました。
クアラルンプールから長距離バスに揺られて片道3時間の旅です(日本の業者さんでKLからタクシーで行った強者がいたそうです。
一体いくらかかったのか・・・)。
何社か訪問しましたが、その中の1社には驚かされました。
広大な土地のなかに無数の重機が陳列されているんですが、その数がとんでもない。
海外業者さんのヤードは数多く見てきましたが、こんな所は初めて見ました。
私の眼には大量の放置車輛にしか見えない。腐海に飲まれてしまった機械もたくさんありました。
しかしビジネスモデルとしてはしっかりしたものを持っておられますし、独自性を出す事は大切です。
また珍しい事にコマツのリテラやリフォレといった環境商品も何台か在庫していました。
マレーシアでニーズあるの?と聞いたところ、今の所はそういう訳でもなくトライベースで色々買ってみるのだそうです。
行ってみて初めて分かる事は沢山ありますね。
木材破砕機についてはモノが良ければ弊社で買おうかと真剣に考えてしまいました。
今後のお付き合いに期待してます。
久しぶりのマレーシアでしたが、正直あまり景気は良くありませんね。
ただ中国が減速傾向ですので、東南アジア諸国に流れる機械はこれまでより増えるのではないでしょうか。
マハティールさんにも期待したいところです。
弊社の強みである環境商品のニーズが伸びると嬉しいですね。
読了頂いた方、ありがとうございました。
現在のところマレーシアはスロー。
ただし近々の景気回復には期待できる。
日本の中古建機は高すぎる。
ジョークラッシャ、木材破砕機など環境商品の買取なら弊社まで。
S.H.
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