中京重機のオフィシャルブログです。
2016 08.02
カテゴリ: 重機、 中古建機、 中古建設機械、 環境機械、 中古重機、 木材破砕機
こんにちは!
今年の気候は異常に感じますね。
現場作業の方は熱中症対策は万全ですか?
さて、今回は弊社が強みとさせて頂いている
環境機械の1つ木材破砕機の簡単な
効率の良い使い方をご紹介いたします。
ご存知の方は分かるかとおもいますが、実は基本的で非常に簡単なポイントを押さえていただければ木材破砕機は効率よくご使用いただけます。
先ず、破砕対象となる木材の4つの性質を詳しく把握してください。
1.種類
2.硬度
3.粘度
4.大きさ
この4つの性質を把握しましょう。
今回はそれを踏まえた上でまず横入れ式の破砕機の知識を紹介します。
【木材破砕機(横入れ式)の効率の良い使い方】
<大きな塊や固い物をそのまま投入する場合>
原因:そのまま投入すると破砕力が十分に発揮されず、本来の力を生かすことができません。機体への負荷も大きく、パーツ等も削れてしまいます。さらに火災の原因にもなることも。
解決:出来る限り前処理で小さくしてください。1次粗破砕をしてから投入しましょう。破砕機の仕様に合わせ、適正な大きさの破砕物を投入する事が効率の良い破砕機利用の重要ポイント。
<破砕対象物に合わせた機械の購入>
破砕対象物に合わせた機械を使用するることも重要なポイントです。
原因:ツルや草等(含水分)は絡まり、粘りもある為破砕ローターに過剰な負荷がかかります。
解決:草、ツルなど水分を多く含む破砕物は必ず乾燥させて投入してください。(横入れよりタブ式が有効)
原因:抜根は目に見えない内部の密度の異なりがある為、負荷変動も多々発生します。
解決:クラッチ駆動破砕機がおすすめ(HC2410等) 破砕できるサイズの木でも木の硬度により破砕が難しい場合が有ります。
原因:長時間の仕様など、過剰に破砕物を供給すると供給装置の自動反転や過負荷による、作業装置強制停止・エンジン停止が発生し、作業効率・燃費共に格段に低下します。
解決:取り付けてあるスクリーンの径と破砕(処理)スピードの把握、供給スピードの調整、オペレーターは機械の性質の把握、単純に入れすぎないのが無難と思います.....笑
以上が木材破砕機(横入れ式)の効率の良い使い方なポイントです。
基本的な事ばかりですが、これらが一番重要なことだと思います。
正しく使えば機械も状態が良いまま維持でき、売却価格も高値が期待できますよ!
今回は木材破砕機(横入れ式)のご紹介でしたが、次回はタブ式など他もどんどん書いていきます。
【主な弊社取扱い実績機種】
諸岡製 MCシリーズ(MC-2000~)
小松製 BR120T、BR200T-1.2・BR130M
日立製 ZR125HC・ZR260HC・HC1410・HC2410
古河製 FCS410・FPC1600・FPC1700
その他多数実績有り
木材破砕機の効率の良い使い方。
H.I.
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