中京重機のオフィシャルブログです。
2016 06.02
こんにちは。
6月に入り昼間は汗ばむような季節になりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
私は先日、5/24~27まで東京ビックサイトにて開催
された「2016 NEW環境展」へ行って参りました。
たくさんの出展ブースが並ぶ中でも、特に目の引いた
ものがありましたので、今回はそちらを少しだけご紹介したいと思います。
建設現場が無人化する未来、想像したことありますか?
突然ですが、皆さんは工事現場が無人化する未来を想像したことがありますか?
特に現場で働かれている方なんかは、一度は考えたこと、想像したことがあるかもしれませんよね。
この工事現場の無人化、近い将来本当に実現するかもしれませんよ。
現在は建設機械を人が操縦するのが主流ですが、これが今、「人」ではなくロボットに操縦させようという発想が
広まりつつあり、その開発や研究が多くなされているのをご存じでしたでしょうか。
環境展でも、建設機械を動かすロボットを展示している企業があり、そちらのご担当者と少しだけですがお話と
写真を撮らせていただく機会をいただきました。
そしてこのラジコンで遠隔操作することで、ロボットがその指示通りに動いてくれるという仕組みになっています。操作方法としては、ラジコンの一番奥の真ん中ふたつの太いレバーを動かすと、運転席の足元の2本のレバーが動き、前に倒すと操縦席のレバーも前へ、後ろ(手前)に倒すと操縦席のレバーも後ろに動くという仕組みになっている
そうです。
また、サイドに付いているふたつのレバーは、作業操作レバーが操作できるようになっています。
実は私、このラジコンを触らせていただく機会をもらい、少しだけですがラジコンの操作もさせていただきました
(ショベル自体は動きません)。
操作自体は難しくないので、人が入ると危ないような現場にはこのロボットを使って動かす方が、安全に作業が
できると思いました。
そしてもうひとつ、なんとこのロボット、備え付けではないので他の機械にも設置できるそうなんです。同じ油圧ショベルでもサイズを問わずどれにでも設置可能だとのこと。
これは便利ですよね。
皆さんご存知の通り、工事現場は常に危険が隣り合わせにある場所です。操作を誤って怪我をしてしまったり、
危険な場所での作業なんかは特に安全に気を付けて作業を行いたいところだと思います。また災害時や様々な事情
により、整備や工事が必要なのにどうしても人が立ち入れない場所もありますよね。
そんな場所での作業も、人の代わりに動いてくれる機械があれば、安全に現場作業が行えて、労力も削減できるのではないのでしょうか。
上記でも述べたように、現在の建設現場・工事現場を無人化させようという研究や開発、その試みが様々な場所で行われています。現に、その試みが実現している現場もあるそうです。
工場の生産ラインのように建設現場から人がいなくなる未来は、意外とすぐそこまで迫ってきているかもしれま
せんね。
これ以外にも、環境展では興味を引くような展示品がたくさんあり、屋外ではアタッチメントやスイーパーなどの
デモンストレーションが行われていたりと、非常に盛り沢山なイベントばかりでした。
もし環境展に興味をお持ちの方はぜひ来年でも一度、足を運んでみてください。環境にまつわる様々な最先端技術
を見ることができますよ。
私自身、建設機械の知識がまだまだ浅いため、あまり役に立つような内容が書けませんでしたが、これを読んで
くださった方々が、「建設現場の最先端ってこんなところまで進んでいるんだ」と少しでも感じていただけたら
良いなと思います。
まる盛くん2
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