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2018 06.17

ハンメル製2軸破砕機「 "ビッグバス" SRS-450C-S 」出張買取り。

投稿者: A.S.

カテゴリ: 建機建設機械買取り下取り中古重機環境リサイクル機械

こんにちは。
全国的には梅雨入りした地域も多いようですが、わが東海地方はさっぱり雨が降りませんね。

しばらくブログ更新をサボっておりました。そろそろ私の登板ですね・・・今回も出張買取りネタです。ありがたいことに弊社では継続して物件の買取りを依頼してくださるお客様が多くいらっしゃいます。北海道だろうと沖縄だろうとご依頼があれば飛んでいきますよ!さあ環境リサイクル機械出張買取、その模様をお伝えいたします。

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2軸破砕機って!本当は重宝でだれもが欲しがる優等生。

さて、今回出張査定で拝見したのは、ハンメル製(海外製)2軸破砕機「SRS450C-S」です。自走式破砕機は中京重機でも良く検品していますね。

この2軸破砕機、移動式のものは国産ではほとんど製造されていませんね。輸入機でも新車購入できるのは「リョーキ」さんが輸入販売しているフォーラス製の「HB」シリーズと「オカダアイヨン」が扱っているこのハンメル「ビッグバスシリーズ」だけではないでしょうか!?

両社とも取扱いクラスは2機種。

1.大型で旗艦の25t、400PSクラス。
 リョーキ:フォーラス HB390(現行3型まで)
 オカダアイヨン:ハンメル ビッグバス SRS750C-S(VB750DK)

2.小型で10t、150PSクラス。
 リョーキ:フォーラス HB180(現行3型まで)
 オカダアイヨン:ハンメル ビッグバス SRS450C-S(VB450DK)

圧倒的に大型機のほうがパワーに優れていますが、これがなかなか高価です。

本来、木材破砕~チップ製造の過程で1次破砕、前処理で使用すると、すこぶる効率があがるこの機械ですが、大変高価なのがなかなか普及しにくい要因なのではないでしょうか??

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製品を製造する木材破砕機が高回転するドラムビットなどで破砕していくのが特徴なのにたいして、この2軸破砕機は低速回転するシャフトに破砕刃が取り付けられているので、異物混入による衝撃トラブルが少なく、そもそも少々の金属片なんかものともしないので、粗破砕で使用すると2次破砕の効率もあがり、トラブルリスクも断然下がるのです!

さてさて、そんな厄介を一手に引き受ける優等生さんにはストレスが溜まってませんかねえ・・・。

検品を進めましょう!

2軸破砕機の心臓部分「破砕室」の摩耗状況。

これまで環境リサイクル機械についていろいろとブログに書かせていただきましたが、この2軸破砕機や混廃破砕機についてはあまり記事を書いてきませんでした。

2軸破砕機ってのは弊社でもあまり取り扱う機会がありませんでしたね。

この2軸破砕機、大きく分けて木材破砕の1次破砕に使われる「粗破砕仕様」と硬質プラスチックや様々な資材が入り混じった混合廃棄物を細かく裁断していく「シュレッダー仕様」と2種類あります。

今回見たのは「粗破砕仕様」。

建築用金具などが付いた建築廃材や抜根、根株など通常の木材破砕機に直接投入すると破砕効率が著しく落ちたり、機械破損の危険性が増すこのような破砕材をあらかじめ破砕しやすく前処理していくこの機械。

やはり破砕室に一気に大きな負担がかかるのが特徴!

破砕室の摩耗に特徴が出るのでよく見ていきましょう。

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どうしても破砕材が一番初めに接触する破砕軸の根本の部分の摩耗が激しくなります。

トルクがかかる破砕軸の根元から2列から3列目までの破砕刃の摩耗が激しいのと破砕室の側壁部分、また受刃(固定刃)の損傷状況を見逃してはなりません。

でも、この辺は大丈夫。破砕刃の溶接交換や側壁の補強でなんとか買取後も商品化再生が可能です。

問題は破砕軸(シャフト)の摩耗とギヤボックスへの負担の蓄積を見極める事!

これはなかなか目視だけでは難しいですね。

出張での現場さての時はバールでこじるとか、試運転でのベアリング音に異変がないか?などで見極めるしかありません。

まあ、なかなか"賭け"みたいなところもあります。

なんとかご納得いただける条件を出せるかな??

慎重に見させていただきました。

2軸破砕機の整備商品化こそこれからの課題。

やっぱり、こんな時も拝見したくなるのが「整備履歴」ですよね。

整備履歴があればどんなメンテナンスを受けてきたのかがすぐにわかり自信を持って高値をご提示することが可能です。

また、この2軸破砕機、ギヤボックス~破砕室廻りの整備が非常に高価です。

ユーザーの中には破砕室ユニット一式をもう1セット保有していて、非常時にはそっくり交換して現場を止めないように対策している方もいらっしゃいます。

損傷したユニットをメーカーに送って次のトラブルに備えて修復をしておくのも安心運用の一手ですね。

今回の「粗破砕仕様」ではなく「シュレッダー仕様」の場合は、破砕刃どうしのクリアランス取りやカッター部分の研磨など数段技術レベルの高い整備が必要になるので、日頃からそれらをスムーズに受け入れてくれる整備業者を探しておくことも大事になってきます。

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今後は弊社でもこの2軸破砕機の買取にさらに力を入れていきたいと考えています。

お手頃価格で高品質な中古機の企画をして、お客様の力になりたいですね!

 中京重機ではさまざまな種類の重機・建機の買取を行っています。

ご要望のお客様はホームページの「買取査定フォーム」か「フリーダイアル」までお問い合わせください。

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まとめ

「環境リサイクル機械」の買取は全国出張査定無料。

2軸破砕機は希少価値が高い。

破砕室廻りの損傷の見極めは慎重に。

整備商品化された2軸破砕機は需要が高い!?

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