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2019 11.20

重機買取依頼をする前に!これだけは押さえておくポイントをお伝えします。

投稿者: A.S.

カテゴリ: 中古建機中古建設機械環境機械建設機械買取り海外重機整備重機の整備破砕機リサイクル機械環境リサイクル機械

こんにちは。

今年の秋は、スポーツイベントが目白押し!でしたね。卓球、バレーボール、野球、ラグビーと、テレビで観戦をまだ暑さが残る時期から続けてきて、今年の秋は熱気がこもったひと時でした。

そしてあっという間に寒さを感じる時期の入り口にたどり着き....。やっと紅葉が見ごろになってきましたね。

名古屋の近くですと香嵐渓が紅葉で有名です、、盛りの時期まであと少し。

常日頃、重機の買取査定に津々浦々走り回っている私達ですが、まだまだなじみのない方には謎?の要素が多いようです。そんなわけで今回は”中古重機の買取”についてお話します。

 

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中古重機を国内で再販するときはクオリティが物を言う。

日本国内で中古建機が買取される場合、年式が新しい重機や国内で人気の建設機械・重機などがよく引き合いに出ます。端的にいうと機械の質が良く、見た目が綺麗ですぐに現場で動かせる機械が人気ということです。中古建機の査定時にはアワーメーターや生産年、各種駆動部やアタッチメントのガタつきやエンジンなどの状態を細かくチェックされますが、特に環境機械ではジョークラッシャーは査定時には動歯・固定歯や投入ホッパー・グリズリー、プロテクターの摩耗具合が重要視されます。木質破砕機なら破砕室・破砕場の摩耗具合やベルトコンベアの状態がチェック対象になりますスクリーンですとスクリーンデッキを支えているステーやそれを受けている本体部分、ベアリングというような査定時のチェックポイントがあります。環境機械・リサイクル機に関してもやはり基本的には高年式で稼働時間が短い重機は良い評価をうける点は変わりません。また労働安全衛生の基準や排ガス規制などの環境への配慮などの社会情勢、生産性向上の動きなどの日本国内におけるトレンド、現場で採用されている工法の変化なども重機・建機の査定に影響を及ぼします。


日本で中古建機を仕入れて整備して商品化を行う場合メカニックの人件費、工場地代や運搬費用など経費が発生し、それぞれが海外新興国と比較して費用がかかってしまいます。そのためかなり整備等手を加えなくてはいけない重機や建設機械・アタッチメントは、販売時での利益を圧縮するので、あまり良い査定を得られないことがあります。環境リサイクル機械に関して言うと、そもそも整備・修理をできる=仕入れた中古重機を商品にできる、中古重機業者が少ないため、高年式の環境機械は満足がいく査定ができる業者を探すことは困難でしょう。そのため環境機械・リサイクル機械はまだ中古重機として価値が残っている内に思い切って買取査定に出した方が良いケースは往々にしてあります。一般的に建機を日々のメンテナンスの際に清掃をして良好な状態を保っておくことは、質の良い重機と査定される上で有効です。日本国内の市場ではきれいな外観の重機は高評価なため、再塗装した重機の査定希望のオーナ-もいらっしゃいますが、費用をかけて再塗装することは、良いアイデアなのかもしれません。今すぐでなくても、将来的に売ってしまうことを考えている重機等があれば今後の買取の査定を考慮して整備・清掃を日頃から行っていくのも、高値で重機を買取してもらう上で大切なことと言えます。特に木材破砕機等は毎日の清掃が不慮のトラブルを防ぐことがあるため重要になってくるでしょう。

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日々の清掃をしっかり行い、質の高さを維持するのが高値買取への道です。

建機取引の際、証明証があるとチャンス!手元にあるかチェックしましょう。

重機は乗用車と異なり、独特な書類があり、それぞれが査定に有利に働きます。

乗用車ですと車検証で所有者の証明を行いますが、重機の場合はその代わりとして譲渡証が所有者を第3者への証明書となります。また破砕機、スクリーン、土質改良機等の環境機械は他の建機と比較して高額なために、中古で再販された場合でも購入者はリースや割賦を利用することが多く、金融機関に譲渡証明書の提出が必要なケースが頻発するので、譲渡証明書が必要になります。メンテナンス記録簿、特定自主検査(年次点検)記録表などの点検証明があると、アワメーターの表示が操作されていない事の証明にもなりますし、一定以上の水準で手入れがされており質の高い重機ということの証しですので、買取査定の上で高い評価につながります。また日本国内の中古木材破砕機等の環境機械の利用者は、作業現場に重機を設置する際、周囲影響度(騒音・振動)・処理能力計算・構造諸元等の仕様書が、機械の設置許可を自治体から取得する際に必要になります。こういった書類は原則メーカーは新車販売の際にしか発行される機会がないという貴重な物ので、これがあると、良好な査定・高値買取につながるでしょう。

中京重機は自社整備工場を備えて60年間以上中古重機に携わってきた関係上、解体業、林業、産業廃棄物処理業の方が使用されるジョークラッシャー、木質破砕機等の破砕機や解体仕様の油圧ショベル、鉱業の方が利用されるスクリーンの他土質改良機等特殊な重機に関してはかなり取り扱い経験があり、メーカーの方とも交流を持つことができるに至っています。重機好きなスタッフも多いので他社で見積・買取が難しい重機も査定をお受けすることができるのではないでしょうか。

質よりも相手先の市場、作業環境が優先!輸出向けの中古重機。

日本国内市場向けの重機買取においては質が重視されるといいましたが、反対に輸出用の重機販売においては(特に東南アジア)機械の状態よりも値段が最重視されます。海外の人件費は安く自分たちの手か現地の整備工場で修理して動けば多少不具合があっても、安価であれば中古重機のニーズはあるのです。

一般的に新興国においては、日本国内では再販が困難な古い年式であっても中古の日本製重機は一定数の需要があります。
なぜなら高品質な日本製重機は、古いものでもメンテナンスしてしっかり現場で使え、新車より手ごろに入手できるからです。
また20~30年前というかなり古い年式の油圧ショベルが求められている市場では、安くても年式の新しい油圧ショベルは購入されません。新しい年式の油圧ショベルは、コンピュータ制御の部分が多く、故障すると、現地では直せないことが多いため、現地ユーザーが自分たちで修理をしながら使い続けるには面倒なのです。 逆にアワメーターが回っていても、少々の不具合がでても現地ユーザー側で整備できてしまうならあまり問題視されません。

このように、日本の中古重機市場では古すぎて売り物にならないとか質が悪くて廃棄処分しか方法がない等の古い重機・建設機械であっても、国外に輸出して活用場所を得る場合では十分に価値を見出した買取査定がされる場合もあります。売却先選定に困った場合は、輸出部門がある中古重機の業者に買取・査定依頼を出してみるのも一計でしょう。

といっても、海外の地域毎に差はあります、例えば・・

・アメリカやカナダ等の北米地域やオーストラリアでは新車重機の輸入時にかかる関税が高さから高品質な日本製中古重機の需要が高くなっています。中でもホイールローダーの汎用機と比較して稼働時間が低い除雪用の中古ホイールローダー、海外メーカーでそもそも作っていない自走式土質改良機のような環境機械などは需要があります。

・韓国では地盤が弱いために土質改良機が望まれています。

・東南アジアでは未だ開発が進んでおりアスファルトフィニッシャーやロードローラー、ロードスタビライザーなどの舗装用の中古道路機械やジョークラッシャーといった石質破砕機、日本とは違って後方小旋回機よりも標準仕様の油圧ショベルも多いのが特徴です。

・ロシア内の極東エリアでは鉱業が盛んな為、自走式スクリーンのような環境・利作る機械が2.3年前前まで人気がありました。

といった具合です。

さて、中古重機を扱う業者は以下の4つに大別できます。

1所在地の周辺中心に国内での再販を行う国内再販業者、2輸出専門業者、3国内再販と輸出どちらも行う業者、4新車販売時に古い重機の下取りをする新車ディーラー、の4つです。

当然、輸出を前提に買取を行うことができる2と3のタイプの中古重機ディーラーが海外向けの重機の買取を行います。又中古重機の輸出を行う上で重要となるのは、相手国バイヤーとのコネクションがあり、より正確な相手国の市場を把握していることが必要となりますので、業者によって特異な輸出相手の国、重機の種類がありますので買取査定依頼を行うことが必要です。

中京重機には輸出の専門部隊があります、定期的に輸出国バイヤーを訪問して信頼を得て、現地のニーズを見極めております、他社で見積査定ができないような重機をお持ちの方はお気軽問合せ下さい。

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現地で頼りにされる機械として中古重機が海の向こうに旅立ちます。

 

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まとめ

・買取後の中古重機が国内再販される場合、機械の質と証明書の有無は重要なポイント。

・海外に渡る建機は質よりも現地で問題なく働くことができるかが問題。

 お気軽に問い合わせフォームよりアクセスをお願いします。

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