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2024 09.20

そんなことおきるの?!環境機械のトラブルとその原因

投稿者: H.I.

カテゴリ: 建機中古重機土質改良機重機整備ジョークラッシャー

こんにちは。


夏も終わりに向けて来ていますが、今年の残暑は一段とつらく感じるのは私だけでしょうか。


まだまだ熱中症にはお気を付けください。
 

さて、今回は実際起きた環境機械のトラブルのうちお客様から聞いた案件とわれわれがが対応した案件も含めて紹介します。対処にあたり機械異常の発生原因と気を付ける点とを抜粋して書いていきます。お使いの環境リサイクル機械に何か問題が発生した時の参考にしていただけると幸いです。

IMG_0333

自走式土質改良機の固化材垂れ流し

BZ210-1 症状:固化材垂れ流し 原因:固着
 投入した土砂が出てから固化材が
 出続けてしまい、あたり一面真っ白になってしまい、
 確認したと所土砂を感知するバーセンサーが上がった状態で固着しておりました。
 普段は土砂が当たり通過している間固化材フィーダーが動き固化材を落とすのですが
 上がったままになっていた為運転中常に固化材が搬出されている状態でした。
 固着の原因は給脂不足と、清掃不足でした。
 センサーが近接なので面を平にして綺麗にしておく必要もあります。
 改めて日常の給脂、清掃の常用さを感じました(。。:)

写真1-1

 

 

BZ210-1 症状:固化材垂れ流し② 原因:ヒューマンエラー
 先程で書いたとおりの流れは一緒なのですが、センサーも確認しその他諸々見ても
 原因が全く分からず、残すところホッパー内部となりましたが固化材トンパック入れた
 ばかりで外すにも外せない状況。
 仕方なく、水を撒きながら少量ずつ固化材を出して(半日くらいかかった)空近くなった
 所で、ホッパー外しでみると、固化材フィーダー送り口穴と出口穴が重なっており
 下が丸見え状態でした。当然これでは固化材を入れたら落ち続けますね・・。
 本来は上部固化材受け口と固化材落ち口は分かれて付いてなくてはいけない所
 前の所有者が誤って同じ位置に付けたが為起きたことでした。
 機械修理時の組み間違えはあるのかと思いますが、それに気づかずに稼働してしまったが為
 起きたことでした。そんなとこまで!?って程念入りな点検が必須と感じました!( `ー´)ノ
 
写真3-2

 

自走式ジョークラッシャーのトラブル

 

BR380JG-1E0 症状:ベルコンゴム裂け 原因:センサー不良
 本体の調子は良く、破砕物も鉄筋分別もいい感じでしたが、
 急にベルコンゴムが立てに裂けました。
 避けた原因としては縦になった鉄筋がベルコンに届き突き刺さり
 そのままベルコンの回転によって裂かれてしまいました。
 大元の原因としてBR380JG-1E0はベルコンテールの高さを調整できるのです。
 一番上が走行可能、真ん中両立 一番下作業可能
 本来一番上の状態で作業装置が稼働しないのですが、高さ感知している近接センサーの
 不良で動いてしまい、破砕出口とベルコンの距離が近くなり、ベルコンが裂かれて
 しまいました。真ん中でも稼働出来ますが、鉄筋が多い場合は下で稼働するのがベストです。
 動いたらいけないときに動くと言うのは場合によってはかなり危険でした。
 当たりまえかもですが改めて機械の特性、機能をしっかり把握してからの使用するが
 安全にも繋がると思いました(; ・`д・´)
 
写真2-1

LT80J 症状:グリズリバー外れ 原因:フィーダーモーター不良
 稼働時に明らかに音が大きい感じはしていながら使用していた所、
 急にグリズリバーのボルトが飛び、グリズリバーが跳ね上がって外れて
 しまいました。
 LT80Jのフィーダーモーターは2個付いており、片方が全く動いてなかったのが
 原因でした。
 回転(振動)のバランスの重要性が良くわかる出来事でした。
 バランスが偏り、悪いだけで本体が予想をこえる損傷をするので
 VR408やBM545S等の振動篩機等は特に重点的にチェックが必要です。
 
写真4-2
 
QJ241 症状:作業機不動 原因:アース不良
 作業機が急に何も動かなくなり、電気系統のチェックをしても特に異常なく、
 各ソレノイドも正常に機能しており、原因解明の数日かかった結果
 原因の根本はメインスイッチのアース不良でした。
 環境機械ではメインのアース接点不良で不具合を起こす事は多々ありますが
 電気的に不具合もなかったのが追及困難でした。
 電気系のトラブルはいつも悩まされます。電気回路図とにらめっこしながら
 順序を追って虱潰しに追っていくしかなさそうです(;;)うぅ
 
写真5-2

 

様々なトラブルの先に得る事

中古機の取り扱い、修理をしていると機械のいろいろな不具合の遭遇できて、毎度大変ではありますが、その都度がいい経験となっております。
多種多様な重機の取り扱いをしていると機械が変わるたびに新しいしくみ、構造、システムの為
都度個々の機械に対して熟知していく事が大切なことだと毎度実感します。
 
弊社も一台一台に対してもっと深く勉強してあらゆるトラブルに対処できるように
精進していきたいと思います(`・_・´)ゞ

 

 

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まとめ

中古重機のトラブル、とりわけ中古の環境リサイクル機械は機械毎に特性を把握して対処することが大切。

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