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2017 09.02

ここをチェック!中古の除雪仕様ホイールローダーの選び方。

投稿者: A.S.

カテゴリ: 重機建機建設機械除雪中古

こんにちは。

829日に北海道で「除雪車チャンピオンシップ」が開催されたそうです。

除雪仕様ホイールローダーの操作技術を競う大会で今年で4回目の開催です。

スラロームや雪に見立てた砂を削る操作などのタイムや正確さを競うのだとか。

こちらのサイトに動画も掲載されています。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/128783?rct=n_topic

巧みな操作についつい見入ってしまいますね。

さて、今回は、中古で除雪仕様ホイールローダーを購入する際のチェックポイントや状態確認の方法についてお伝えします。

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【1】目的に合ったホイールローダーを選ぼう。

 中古の除雪仕様ホイールローダーを購入するとき、まずしっかりと意識していただきたいことがあります。

 それは、冬(除雪)のみに使用するのか?

それとも冬以外にも使用するのか?ということです。

 除雪仕様ホイールローダーは、基本的に冬に使用することを前提としているため、キャビンにヒーター(暖房)しかついていないモデルがあります。

 冬のみ使用するのであれば問題ありませんが、夏場も使用することを想定している場合は、ヒーターもクーラーも使えるエアコンが搭載されていることを確認してください。

 逆に、一般的なホイールローダーに除雪用アタッチメントを取り付けて除雪にも使用したいという場合は、油圧配管を必ず確認してください。

 『夏季の除雪仕様ホイールローダーの保管と活用方法』

で説明したように、除雪用アタッチメントは複雑な動作をします。

そのため、スタンダードフロントでは操作することができません。

除雪用アタッチメントを取り付けて使用したい場合は、オプション配管の有無を確認することが必須です。

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 後から、「こんな使い方をしたかったのにできないじゃないか・・・。」ということのないよう、目的に合った重機を選んでください。

【2】除雪仕様ホイールローダー選びの重要なチェックポイント。

目的に合った中古の除雪仕様ホイールローダーを見つけたら、次は重機の状態のチェックです。

 除雪仕様ホイールローダーの状態をチェックする上で重要なポイントは4カ所です。

 

1.センターピン

センターピンはよく稼働する部分であり、負荷もかかりやすいため、とても傷みやすい部分です。
ガタつきがないかをチェックしてください。

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2.さび・腐食

除雪仕様ホイールローダーは融雪剤が撒かれた道路を走行することが多いため、融雪剤が原因となって本体の腐食が進んでいる場合があります。

 

3.タイヤ

取り付けてあるタイヤの種類を確認してください。産廃用タイヤやスノータイヤなど、ホイールローダーには数種類のタイヤがありますので、どのタイプなのかを確認してください。
ホイールローダー用のタイヤは価格が高いので傷の有無についても確認しておきましょう。

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4.アタッチメント

アタッチメントの取り付け部分のガタつきはもちろん、アタッチメント自体のすり減りも確認してください。
地面にこすり付けて作業することが多い重機なので、バケットやブレードのエッジがすり減っていることがあります。

 

 
中古の除雪仕様ホイールローダーを選ぶときには以上の4点を特に注意して確認してください。

【3】「聞く」・「見る」・「乗る」で重機の状態をチェック!

 重機の状態を確認するには、「聞く」・「見る」・「乗る」の3つを行いましょう。

 

【聞く!】

以前の使用状況を聞いてみよう。販売担当者に以前の用途や使用場所、地域などを聞いて下さい。

 例えば、海岸沿いの地域で使用していた場合は、潮風が原因で腐食が進んでいる場合があります。

こうした話を聞くことで、どこに不安があるのか?どんな箇所をよりしっかりと確認した方がよいのか?などを知ることができます。

 

 

【見る!】

重機の底面をのぞき込んでみよう。

腐食が進んだ重機であっても、きれいにパテ埋め塗装している場合は、素人目ではなかなか見分けられません。

そこで確認してもらいたいのは重機の底面です。底板はさびや腐食が出やすい場所です。

たとえ上面がきれいであっても、底面にさびや腐食が多い場合や油漏れがある場合は要注意です。

 

【乗る!】実際に重機に試乗してみよう。

試乗することでエンジンの調子やブレーキ、ミッションなどの操作状態を確認できます。

また、ギャップしてハンドルを左右に振ったり前後進させたりすることで、センターピンのガタつき具合も確認することができます。

 

 中京重機では、販売する重機の以前の使用状況、現在の状態などは包み隠さずお伝えするようにしています。

もし、疑問点などありましたら遠慮なく担当者へお声がけください。

また、傷みやすいセンターピンですが、中京重機では独自の特殊加工技術でピン穴摩耗の再生が可能です。

状態の悪いセンターピンについてはメンテナンスを行い、再販しています。

軸受け穴再生。「まる盛りくん」

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ホイールローダーのセンターピンのガタつきでお困りの場合は、一度ご相談ください。

 この「聞く」「見る」「乗る」を実践して、ぜひ、ご納得のいく重機を探してください。

 そして、最後にもう一つ。

除雪仕様ホイールローダーは公道を走るケースも多いため、必要書類がきちんとそろっているかのチェックもお忘れなく!

 中古の除雪仕様ホイールローダーをお探しの方はお気軽に中京重機にお問い合わせください。

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まとめ

除雪仕様ホイールローダーを購入するときは、冬場だけ使用するのか、夏場も使用するのかの目的に合ったものを選ぶ。

中古の除雪仕様ホイールローダーを選ぶときにチェックしたい重要な4つのポイント。

中古の除雪仕様ホイールローダーの状態確認には、聞く、見る、乗る、を実践しよう。

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