中京重機のオフィシャルブログです。
2017 08.26
こんにちは。
先日ニュースで、飛行機の出発が遅れてしまい、乗客が飛行場で長時間待たされたという話がありました。
その時は、たまたま同乗していた松山千春さんがイライラしていた乗客の心をほぐすために歌を少し披露してくださったとか。
なんだか素敵な話ですよね。
私がもし飛行場で足止めされたら・・・飛行場内で活躍している様々な特殊車両をひたすら観察して心を落ち着かせると思います。
さて今回は、夏の間(オフシーズン)の除雪仕様ホイールローダーについてお伝えします。
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除雪仕様ホイールローダーは、冬の間は大活躍しますが、春から秋の雪が降らないシーズンは保管しておくことが多い重機です。
しかし、保管状態が悪いと本体に腐食などが起こりやすくなったり、いざ使用したいと思ったときに調子が悪くなっていたりすることもあります。
そこで、保管する際に気を付けて頂きたい4つのポイントをお伝えします。
約半年以上保管しますので、保管場所は倉庫など風雨にさらされない場所を確保してください。
長期保管に入る前には、一通り機械状態をチェックしておきましょう。不具合の箇所によっては、そのまま保管することで状態が悪くなる可能性があります。
バッテリーが上がってしまわないよう、「バッテリーのターミナルは必ず外す」もしくは「メインスイッチを切っておく」ようにしてください。
除雪に使用したホイールローダーはしっかりと洗車をしてから保管してください。除雪で使用するため、泥汚れのような目立った汚れは少ないかもしれません。しかし、道路には融雪剤(塩化カルシウム)が撒かれています。そのため、融雪剤を付着したままにしておくと、金属の腐食が進みやすくなります。ボディはもちろんですが、融雪剤が付きやすい足回りや底板(底面)は特に念入りに洗い流してください。
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次のシーズンも安心して良い状態の除雪仕様ホイールローダーを利用できるように、ぜひ実践してくださいね。
除雪仕様ホイールローダーは、アタッチメントを付け替えることで除雪以外でも活躍できます。
海外では土木用として人気が高いことは、過去ブログ『品質の良さで海外でも人気!中古の除雪仕様ホイールローダー』で説明した通りです。
ホイールローダーには様々なアタッチメントがありますが、まずは、除雪用アタッチメントについて説明します。
除雪にもっとも利用されているのは「除雪用ブレード」です。
ブレードで雪を押しのけていくタイプですが、一般道は道幅が違ったり、消火栓などの障害物があったり、交差点やカーブ、マンホールがあるなど非常に複雑で、除雪といえど一筋縄ではいきません。
そのため、除雪用ブレードにもいくつかの種類があり、左右へのアングリングや前傾・後傾の角度調整ができるブレード、左右にスライドして障害物の回避ができるブレード、また、V型やU型など用途に合わせて9通りに変形させて利用できるブレードなどがあります。
日立建機が販売している専用オプションでは、前方、左右と3方向へダンプができ、狭い場所でも雪を除けられる
両サイドダンプバケットというものもあります。
このように、環境に合わせ除雪用アタッチメントを変更することで、ホイールローダーは様々な現場で活躍できるのです。
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それでは、ホイールローダーには、除雪用以外にどのようなアタッチメントがあるのか見てみましょう。
例えば、土木の現場で利用するバケットタイプのフロント部分は普段、よく目にしていると思います。
その他にも、特殊な用途にあわせた
ほうきのようなパーツが付いており、道路などを清掃できるアタッチメントです。
2本の歯が出ており、フォークリフトのようにパレットなどによる荷役などに利用できるアタッチメントです。
ものを挟んでつかむタイプのアタッチメントです。木材などを掴んで整理するときなどに利用します。
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そのほか、畜産仕様のアタッチメントには、まとめた牧草を掴むためのアタッチメントやエサをすくって移動しながらえさまきするためのアタッチメントなど独特なアタッチメントもあるんですよ。
ホイールローダーは、とくに除雪現場で使われることの多い重機ですが、このように必要な作業に応じたアタッチメントに取り替えることで実は一年中活躍できる重機なんです。
除雪仕様ホイールローダーをお探しの方はぜひお気軽にお声がけください。
オフシーズンに除雪仕様ホイールローダーを保管するときは、足回り・底面までしっかりと水洗いをする。
除雪仕様ホイールローダーは、目的に応じたアタッチメントに取り替えることで、様々な環境で除雪を行えるほか、除雪以外の用途でも一年中活躍できる。

A.S.

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