中京重機のオフィシャルブログです。
2019 05.31
カテゴリ: 建機、 買い取り、 環境機械、 建設機械、 中古重機、 自走式スクリーン
皆様、お久しぶりです!
私が入社して早いもので間もなく1年2ヶ月が過ぎようとしています。
社会人になってから時間の流れがとても速く感じています。
私が今回検品したのはこちらの1台。
自走式スクリーン(選別機)R155、海外メーカーのマクロスキー製です!
サンドビックを始めパワースクリーンやフィンレー・テレックス・マクロスキー等の海外製の中古重機を検品にする前に写真やカタログで予習をしているのですが、近くで見ると写真とは違って大迫力の機械でした!
今まで入庫した中古自走式スクリーンの試運転の際に空回しでスクリーンを稼働させるところは何度か見てきましたが、実際に土を投入して振動させて選別を行うところを見たのは初めてでこんなにきれいに土と石を振るい分けることができるんだ!と感動しました。
さて、今回の自走式スクリーンはグリズリーと織網で選別を行うタイプの重機でした。
ここで大まかに平面状のふるい面や網に投入物を載せて油圧動力などで振動させて選別する方式の自走式スクリーンについて解説していくことにしましょう。
~フィンガータイプの自走式スクリーンの特徴とは
仕組みとしてはフィンガータイプはスクリーンの振動を受けて、そこからさらに振動するために目詰まりのリスクを低減させることができますが、フィンガー自体は細く、破損や曲がりといったトラブルも起きがちです。このタイプは建設残土や混合廃棄物の選別が向いているというのが一般的な評価でしょうか?
~グリズリータイプの自走式スクリーンの特徴とは
グリズリーってなんでしょう?灰色熊(ヒグマ)の名前ですね。その名の通りヒグマの手のような太い鋼鉄のバーが装備されていてその下に網状のふるいデッキが配置されているタイプです。そのため大塊投入時の強い衝撃にグリズリーが対応しながら選別します。解体や砕石などの現場で生まれるコンクリート・岩石などの選別ができます。但し、強靭さが売りのグリズリータイプですが、作業早期に荒い投入をしてしまうとグリズリーの箇所に曲がりが出てしまうリスクが上がってしまいます。曲がりや破損は選別効率の低下につながります。
~織網タイプのスクリーンの特徴とは
今回お伝えする自走式スクリーンのタイプの中で最も一般的なものでしょうか?
網の選定する際には、選別後の商品サイズ、振るいの処理量、投入物の内容、消耗度(耐久)のそれぞれを検討して
全てがベストなものを使い分けることが大切です!
メッシュの網目サイズや形のチョイスで製品のサイズを簡単に変更できますよ。
中京重機では他にも様々な建設機械やリサイクル機械を扱っております。↓
https://www.chukyo-juki.co.jp/list/list.php?category=environment
特殊な機械をお探しの方、売却を考えていらっしゃる方、ぜひ一度中京重機にご相談ください!
マクロスキー製自走式スクリーンの検品は迫力満点!
振動式スクリーンにはフィンガータイプ・グリズリータイプ・織網タイプの3種類がある!
フィンガータイプは建設残土や混合廃棄物の選別が得意!
グリズリータイプは解体や砕石などの現場で生まれるコンクリート・岩石などの選別が得意!
織網タイプは自走式スクリーンの中で最も一般的なタイプ!
Y.O.
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