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2021 04.20

自走式土質改良機「コマツBZ210-1(リテラ)」に起こった中古機トラブルと原因究明。

投稿者: Y.N.

カテゴリ: 建機建設機械中古重機土質改良機環境リサイクル機械

こんにちは!!

4月に入り大分暖かくなってきましたね。

ただ、朝晩はまだまだ冷え込み、日中との寒暖差が激しく、体調を崩しやすい時期ですので

皆様ご自愛ください。

さて、今回は中古機を販売する中でどうしても発生してしまう「納入後の機械トラブル」について書いていきます。発生しないに越した事はないですし、そういった事が起きぬよう点検、整備に力を入れておりますが、どうしてもあるんです!!!

今回も実際にあったトラブルとそれに対しての弊社の対応を書いていきます。

機械全景

納入先から1本の連絡!「ロータリーハンマーの動きがおかしい。」

今年1月、とあるお客様にコマツ製 自走式土質改良機 BZ210-1をご購入頂きました。今までレンタル機を借りて使っていたが、そのレンタル費用も長期的に見れば馬鹿にならないという事で、数ある競合機種がある中から遠方よりわざわざ現車確認にまでおいで頂き私共からお買い求め頂きました。


そんなお客様の期待に応えられる様、納車までに消耗品交換や不良個所修理はもちろんの事、肝となるロータリーハンマー交換も行い納車後すぐに現場で活躍出来る様、整備を施して臨みました。そしていざ迎えた納車日。本来であれば納車に立ち会いたかったのですが、このご時世なかなか遠方への出張も難しい昨今、同じBZ210-1を使っていたお客様だという事と、現地のコマツカスタマーサポートも立ち会うとの事でしたので、安心をして現場をお客様にゆだねておりました。


しかーし、そこに現地より連絡が入りました。「キャリブレーションをしているがロータリーハンマーの動きがおかしい!」とのことです。出荷前点検では正常に作動をしていたのに、、、リテラで一番肝となるロータリーハンマーが実戦では正常に動かない!そんな事は許されません。現地のコマツCSに修理を任せる事も出来ましたが、ここは私共の責任で状況確認をして症状改善をするべきだと思い、弊社サービスマンと急遽現場へ向かいました(とは言え片道200キロはあるんですけどね)。

ハンマー全景

ロータリーハンマー全景。 

 

症状の特定~原因究明~そして対応。

現場に到着し実機確認をすると、確かに3軸あるロータリーハンマーのうち、2つのハンマーに異常作動が見受けられます。本来高速で回転するはずの正転方向の動きが時折重く回転スピードが不十分であったり、清掃時等に使用する逆転方向の動きも正常に作動するハンマーと比べて2軸が明らかに遅いのです。


コマツの自走式土質改良機はこの3軸ハンマーが高速で回転する事により対象となる土砂と固化材を混ぜ合わせ改良土を生産します。その為、このハンマーが3軸そろって高速回転しない事には全く持って土質改良機としての仕事をこなす事が出来ません。早速原因を探っていきます。


考えられる要因としてハンマーを作動させる為のモーターが不良で回転に十分な出力が出来ていない事や、ベアリング不良により回転に妨げを与えている等が考えられます。そして、もう一つがハンマーベアリング周辺のゴミ詰まりです。現場へ行く前にこのBZ210-1に詳しい他社サービスマンの方へもアドバイスを求めた所、回転不良の原因としてゴミ詰まりがよくあるとの事。


それを聞いて現場へ臨んだ為、早速ベアリング周辺の分解作業を開始しました。先ずは排出コンベアに一番近いハンマーのベアリング周辺をばらしていきます。すると、内部にグリスと土がこんもりと詰まっております。やはり、使用する際には特にグリス注入を入念に行う部分であるのと、内部の土を逃がす為の隙間を意図的に設けている事もあり、大量の土とグリスが入っておりました。

ベアリング周辺ゴミ (1)ベアリング周辺ゴミ (2)ベアリング周辺ゴミ (3)

ベアリング周囲にたまったゴミ。

恐らくこのゴミ詰まりが回転に抵抗を与えた結果、ハンマーの回転不良を引き起こしたのでしょう。そこで内部をきれいに掃除をし、ベアリングを新品に交換を致しました(まだ問題のない状態だと判断しましたが折角ばらした事もあり万全を期しました)。1つのハンマーベアリングケース内にこれだけのゴミが詰まっているいう事は、他のハンマーのベアリング周辺も詰まっているに違いありませんので、全6か所全てばらし、清掃、ベアリング交換を施しました。現場へ入り原因追求から上記作業まで約1日半を要しましたが、その結果、正常な回転を取り戻す事が出来ました。

清掃後 (1)清掃後 (2)清掃後 (3)

清掃後、正常回転を取り戻した。


お客様にも施した内容と正常復帰作動を確認してもらい、ご納得頂き最後には「中京重機さんにお願いして良かった。」とのお言葉を頂きました。私共がご迷惑をお掛けしたにも関わらず、そんな言葉を頂けるとは思っておりませんでしたので、非常に感激しました。それも納入直後のトラブルという事態を理解し、作業過程をお客様に見られながらも正確且つスピーディーに作業を遂行してくれた弊社サービスマンのお陰です。

 

中古重機だからこそ点検整備に力を入れていきます。

納車後すぐのトラブルはお客様の信頼を失う事もありますが、対応次第ではその信頼を取り戻す事も出来ます。もしかしたら何もなかった時以上に信頼をして頂けるケースもあるんだと今回のトラブル対応で感じる事が出来ました(ないに越したことはありませんが・・)。

 大前提!私共の扱う商品は中古機械ですので、中にはお客様のご希望に添えない事も有ります。

しかし、中京重機では「中古現状品なんだから品質保証はない。」という業界の大原則に甘えず、お客様の立場に立った対応を第一に考えていきます。そして今回の様なトラブルを再発させないよう点検整備に力を入れ、より良い中古環境機械を作って参りますので、安心をしてお買い求めください。

 

 

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まとめ

自走式土質改良機のロータリーハンマーのベアリング周囲にグリスと土が詰まると異常をきたすので注意。

中古重機だからこそ点検整備に力に入れていきます。

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