中京重機のオフィシャルブログです。
2023 12.15
カテゴリ: 建機、 中古重機、 油圧ショベル、 解体仕様、 コマツ、 部品
こんにちは。今年も終わりが近づいてきました。
今回はコロナも落ち着き忘年会等の飲みの機会が増えるのではないでしょうか。
皆様良いクリスマスと年越しをおすごししてくださいませませ。
さて、今回は弊社で整備した機械の事例をご紹介致します。
HAMMEL製(国内:オカダアイヨン) SRS450C_57です。
今回のメインの作業は破砕室の刃の交換作業を抜粋してとなります。
先ずは破砕室のゴミ除去から
これがすごく時間がかかり大変な作業です。
火を使うのでなるべくきれいにとらないといけません。
。
掃除後溶断作業へ入ります。
取付角度を計測しながらの作業になる為
全溶断だけで1週間と1.5時間かかりました。
生命を削りながらなんとか溶断完了(この時期は真夏)
本来はシャフトを下ろして作業するのが良いのですが
嚙み合わせと隙間の感覚がわからなくなるので
載った状態での作業となりました。
※ホッパーも邪魔になった為外しました。
刃を付ける溶接する角度や高さの調整が非常に難しく
難航しましたがおおよそ10日と3時間程かかり、完成しました。
回して干渉もせずうまくいきました。
サイドコームの補修、修正
サイドコームの先端も折れていたり減っていたりだったので飛び出ているラグの部分を
切替えて付け直しました。
他の整備、修理も含めおおよそ3か月弱かかりました(^^:)
(部品待ちや外注待ちもありましたので時間かかりました::)
リョーキさんのHBシリーズの刃の交換や肉盛り補修等は経験と実績はあったのですが
SRS450Cのようなタイプの刃を実施するのは初めてだったですが
問題なく実施できてよかったです。
整備内容詳細は上記リンクから見て頂ければと思いますが
全塗装まで仕上げてきれいな状態になりました。
実際破砕して動作確認を弊社で行いました。
試運転下記動画です。畳と丸太を破砕しました。
【自走式2軸破砕機】HAMMEL製 SRS450C 始動・試運転動画【混廃・粗破砕】
いろいろなメーカーの破砕機のメンテナンスをさせて頂きましたが
機械により特性がことなり大変ですが、実績は積んできましたので
お困りの方は弊社へご相談くださいませ。
H.I.
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