中京重機
中古重機・建機の買取実績No.1の中京重機のオフィシャルブログ

何でもお気軽にご相談ください!

電話:0120-083-667

International:+8152-701-5188

中京重機ブログ

中京重機のオフィシャルブログです。

2024 05.10

大変!?土質改良機の作業装置消耗品交換作業

投稿者: H.I.

カテゴリ: 建機中古重機土質改良機重機整備コマツ部品

こんにちは。
5月になり気温も夏日かと思ったら急に気温が下がる日がまだ続き
体調管理が非常に難しいですね。
 

さて、コマツ製土質改良機のBZ210-1の整備状況の一部ご紹介致します。

s-20231101_022058216_iOS

ハンマーやカッターの摩耗への対処

土質改良機と言えば名の通り土を改良する機械ですが、土や砂をメインに
投入する機械の為混合室のハンマーやカッターの摩耗の進行が速いです。
 
改良する際に使用する固化材によって錆や腐食の進行も早いです。
特にハンマー部分は混合するメイン部分なりますので代表してご紹介します。
 
ロータリーハンマー

写真1_iOS

写真2_iOS

写真の通り固定しているピンをバーで抑えボルトで固定しており
反対側は回り止めが溶接してあるという構造となっております。

写真3-1

 

写真9

写真10
固化材コテコテで摩耗したハンマー
 
 
ただ外すだけなら・・と思うかもしれませんが
なかなかそうは行かないのです。
 

 
①固化材等の影響で固着しボルトが折れ込む
 
②ボルト頭がむき出しの為、摩耗して丸くなり工具入らない
 
③最終的に全てガス溶断

写真4-1

こういった流れが半ば当たり前の作業となっています。

破損したボルトの修繕は手間がかかります。

 

ただ特に問題なのは取り付けの方で折れ込んだボルト、溶断したボルトは当然
折れ込みの除去とネジ穴を修正が必要となりますが、これが一番大変で
混合室内部狭いのとハンマーシャフトと混合室壁のスペースが満足に無い為
作業する時間がよりかかってしまいます。
 
ハンマーシャフト自体を本体から3本取り外して
交換する方法もやったことはありますが、折れ込み修正は多少
やりやすくなる程度で作業工数はあまり変わらなかったです。
 
ハンマー、ピン、ボルト、固定バーを交換して最後にハンマー取り付け部分の
の肉盛り補強して完了です。

写真5-1
写真6-2

 

カッターにも同じような手当が必要になります。

 

ロータリーハンマーの他にソイルカッターとアフターカッターもありますが
交換する際の条件としては似たような状態で大変です。

写真7-1
ソイルカッター
写真8

アフターカッター

消耗品の交換一つで脱着も一苦労といった感じがしますが、
全てのBZ210がこんな状況という訳ではなく、日々の清掃と機械管理を
徹底している機械だとボルトも普通に回り、ピンも抜け簡単に交換
出来る状態となっているため、やはり日々のメンテナンス(特に清掃)は
非常に大切な事だという事を改めて実感できます。

 


 

 

新着在庫や買取強化中のリストなどお知らせします。   

中古重機・建機情報メルマガ登録アイコン

 

建機・重機の買取・査定をご希望の方はこちら。   

中古重機・建機買取アイコン

 

建機・重機の修理整備をご希望の方はこちら。

 

まとめ

木材破砕機もそうですが、土質改良機の清掃は特に必要で、オプションで
清掃用のコンプレッサーも搭載できますし、
メーカーの整備士に聞いても掃除8割、修理2割と言うような言い回しを
するくらい重要な事なのです。
上記で申し上げたようにメンテナンスにかかる時間、行程も全く異なってくるので
作業終了後の清掃は面倒ですが必ず行うのがよろしいと思います。
 

関連記事

▼▼ 買取査定をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください! ▼▼

重機の買取査定フォームはこちら

メールマガジン購読

投稿者プロフィール

H.I.

H.I.

カテゴリー一覧

see all
  1. ホーム>
  2. 中京重機ブログ>
  3. 大変!?土質改良機の作業装置消耗品交換作業

ページの先頭へ