カテゴリ: 建機、 建設機械、 中古重機、 修理、 土質改良機、 木材破砕機、 整備、 ベルトコンベア、 メンテナンス、 オペレーター、 石質破砕機、 販売実績、 コロナウイルス、 春、 点検、 固化材、 環境リサイクル機械
中京重機のオフィシャルブログです。
2020 03.11
カテゴリ: 建機、 建設機械、 中古重機、 修理、 土質改良機、 木材破砕機、 整備、 ベルトコンベア、 メンテナンス、 オペレーター、 石質破砕機、 販売実績、 コロナウイルス、 春、 点検、 固化材、 環境リサイクル機械
こんにちは。
3月に入り、名古屋の地方では春を感じられる日が増えてきました。
そんな気候の良い時に、今話題の新型コロナウイルス感染予防のために外出したくても自粛しないといけないという葛藤がストレスですね。
弊社でも会社の方針により長期出張は一時自粛となりました。
そうは言っても現場には行かなくてはなりません。
さて、今回は土質改良機BZ210-1をお客様に納車した際に起こった事件と学びについてお話させて頂きます。
先日は土質改良機BZ210-1を納車しに県内のお客様の所へ行ってまいりました。
元々、中京重機が仕入れた時点で消耗品他、整備もされており比較的状態の良い機械でした。
とは言っても油漏れのしている箇所はいくつかあったので弊社にて修理を行い、納車に向けての点検、準備を万全にしておりました。
しかし現場で事件は起こりました・・・。
試運転をする為、納車日にホッパーを現場に運び込み、使用できるよう段取りをしホッパーを乗せ、いざ試運転をしたら、
なんと!!ただ固化材のみが(真っ白なまま)大量にベルトコンベアから出てきました・・・。
まさかそんなことが起こるとは思ってもおらず、風下にいた私は思いっきり固化材を被ってしまいました。
それからは原因の調査が始まりました。
まずは原料土感知センサーが動いたまま固着していないかの点検をしたりと、色々試してみましたがなかなか原因が分からず・・・最終的に固化材を地道に全部かき出してホッパーを降ろすこととなりました。
朝8:30に納車してから、その時点で昼を超えていました。
ホッパーを降ろし点検をしたところ・・・
「固化材フィーダーの穴と投下穴が同じ位置になってる。」
本来であれば、設定した固化材の量を少しずつ満遍なく混合室に落とし込んでいかなくてはいけないはずが、固化材を補充する度にそのまま素通りで供給されてしまうという状況でした。
原因はホッパーの内部をばらしてメンテナンスした時の組間違えだろうというとこです。
原因さえ分かれば、後は元に戻すだけなのでなんとかなって良かったです。
弊社で何度も扱ったことのある環境リサイクル機械ですが、私自身、実際に使用している現場の環境や機械本来の構造や意味を本当には理解していませんでした。反省するばかりです・・・。
中京重機のような販売業者は、環境リサイクル機械を買取りや販売をしていても、使用して下さるお客様の立場になりきれていない時もあるので、そういった経験をもっと積んでいける環境で勉強することや、お客様の立場に立って考えることが非常に大切ですね。
固化材ホッパーの組間違え不具合も、弊社で点検した時に気づくべきだったという事は反省点であります。
環境リサイクル機械が稼働している現場にまる1日張り付くことや、自分がオペレーターとなり使用するといったことができるのであれば、今後積極的にやっていきたいと感じました。
環境リサイクル機械は一般の汎用機とは構造が大きく異なる為、改めて勉強になる事もたくさんありました。
土質改良機だけでなく、ほかにも木材破砕機や石質破砕機等をもっと身近に実戦に近いシチュエーションで使用してみるという事が中京重機として今後の課題になると思います。
・環境機の構造等は一般の汎用機とは大きく異なります。
・環境機が実際どのような現場でどのように使用されているのかを把握することが重要であり、中京重機の今後の課題となります。
・今回の経験を活かし、より良い建設機械・重機、サービスをご提供できるよう、頑張ります!!
H.I.
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