カテゴリ: 建機、 建設機械、 中古重機、 環境リサイクル機械、 インパクトクラッシャー
中京重機のオフィシャルブログです。
2022 09.09
カテゴリ: 建機、 建設機械、 中古重機、 環境リサイクル機械、 インパクトクラッシャー
こんにちは。
朝夜は風が冷たくなり、秋の気配を感じますね。
とは言え、日中はまだ暑い日差しが厳しく、早く秋が来て涼しく
なってほしいものですね。
さて、今回も「やってみた」シリーズで書いて行きます。
今回はコマツ製 タブ式 木材破砕機 BR120T-1での破砕デモをやってみました。BR120T-1と言えば、弊社で取り扱いの多い、木材破砕機の中でも諸岡のMC-2000に次いで取り扱い実績の多い機械ではないでしょうか。
又、BR120T-1とMC-2000は対抗機種となり比較される事も多い、この2機!!
今回BR120T-1のデモの機会を頂いたお客様も普段はMC-2000を使用されています。(他にも別の処理施設でモバーク等も所有)基本的な破砕対象は公園内に生える木々の施設管理で行われる剪定や伐採で発生する枝葉や草そして、雑木です。
この雑木の中に木質が堅く、MC-2000では破砕が出来ない事はないが、処理に時間が掛かり効率も悪くストレスとなる為、何か別の破砕機であれば、もっと効率よく破砕出来るのではないかかとのご相談を頂きBR120T-1での破砕デモをご提案させて頂きました。
早速機械をお客様の破砕処理場へ持込破砕デモを実施する事になりました。MC-2000では破砕効率が悪いという、対象木を見ると木の種類は様々な物があります。長さは30cm~40cm前後に短くカットしており、径は太くても20cm位でそれ以上に太い物は縦にカットしてあります。一見何の変哲もない、雑木に見えますが、ケヤキなどもあり、確かに密度が濃く堅そうですね。
BR120T-1に早速投入をします。すると、排出のベルトコンベアから破砕されたチップがどんどん排出されていきます。投入のホッパーの方では過負荷を感知し正転→停止→逆転を繰り返しておりますが、難なく破砕をしている様に見えます。お客様曰く処理スピードもMC-2000と比較しかなり早いようで喜ばれておりました。
やはり、破砕ビットの形状と破砕ローターの回転スピードの違いが大きく破砕効率に関わってくる事が今回の破砕デモの機会を頂戴し、改めて感じました。MC-2000のビットは菱形状で表面にタングステンが吹き付けられ、対象物を削りながら破砕していく為、今回の様な固い雑木に対しては時間が掛かる様ですね。しかし、排出されるチップはピンチップでも比較的綺麗なチップが出るようです。
対して、BR120T-1のビットは先端が先細りしており、高回転する破砕ドラムで点で破砕をしていく為、今回の様な硬い木でも難なく破砕をしていきます。
但し、出てくるチップは結構荒く、チップの品質に置いてはMC-2000の方が喜ばれそうですね。
やはり、同じ木材破砕機でも対象物により向き不向きがありますね。
実際に破砕デモやってみるとよくわかります。改めて、我々の知識や経験もお客様より機会を頂き成長していくのだと実感します。
木材破砕機を始めとする環境機械の購入を考えてはいるが、選定に迷われているお客様、是非弊社までご相談下さい。
同じ木材破砕機でも対象物により向き不向きがあります
破砕ビットの差を考えて破砕すると、結果は良好です。
Y.N.
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