中京重機のオフィシャルブログです。
2018 02.05
こんにちは。
2017年の夏は、今世紀最大の高気温など盛んに言われていましたが、2018年新年明けの冬は、負けずに記録的な雪が降る天気が続きましたね。
名古屋は夏蒸し暑く、冬は風が冷たく寒いなどと言われます。北西から来る北風を伊吹おろしと呼んでいますが、今年の伊吹おろしはまた格別な寒さです。
今回はそんな寒空の下でも、へっちゃらな中京重機の工場を紹介します。
さて、中京重機の工場は当然、中古重機の再生やお客様から相談を受けた建機の補修、メンテナンスを行う整備工場なんですが、重機を格納して修理を行うスペースが3つあります。
上の写真の一番奥のスペースが一番大きく、比較的大きな重機はこのスペースで修理を行っています。そのため設置しているクレーンも大きいのです。
このスペースに設置されているプレス機は5トンのパワーがあって、ボルトの固定、ベアリングの打ち込みの際に部材を固定するために使われています。
こちらのスペースはY工場長が主につかっているとのこと。
その隣のスペースは、特にだれが良く使うというわけではなく、時と場所に応じて使っているそうです。
3つめのスペースは、主にSさんが使っています。
以前に取り上げたSSWのリニューアル工事では大活躍されていました。建築機械は大きなものが多いので、高い場所の作業は高所作業車を使って作業を行うことも多いですね。 HANIXのクローラークレーンも、使って機械の吊りを行うことが多いのも重機の整備ならではですね。
天井には縦横無尽にホイストクレーンがあって、機械を運び入れたり、重量のある部品を吊ったりするのに効果を発揮しています。
因みにどの場所を誰が使っているかは特に決まっているわけではなく、メカニックの工具箱が置いてある場所が作業しやすいので、工具箱のおいてある場所によって自然と決まっているようです。
2番目と3番目のスペースの奥にあるのがボール盤で横縦に稼働するので細かい部品を製作するのにはこちらを使っているとのこと。
そして汎用旋盤機、ブッシュを作成したり100~1000分の1の厚さの部品を調整して作成できるとのこと。
大抵の加工業者さんにも設置されているこの2台。「この2つがあれば大抵の構造物が作成できる。」そうです。こちらの機械の一番の使い手はY相談役。重機整備一筋半世紀以上!どんなメーカーでも再生、CADも使いこなして部品も製作されています。そのノウハウは確実に次代のメカマンに受け継がれています。
中京重機の工場は全体的にマイナスでアースされているので、ほとんどどの箇所でも溶接ができるのですが、大抵は一番南のこのスペースで溶接をしています。
溶接にこだわりがあるといえばSさん、前に話を聞いた際も溶接を熱く語っていただきました。
重機の整備、修理を半世紀以上続けていて、マニアックな機械やメーカーを問わない修理を行っている中京重機の整備工場。過去には、メーカーに先駆けて、ジョークラッシャーの製作も手がけました。
これからも中京重機は、メーカー、年式、種類問わずあらゆる重機を手掛けていきます。
中京重機サービス部では3つのスペースが常時フル稼働で重機の整備を行っています。
メーカー、年式、種類問わず中京重機は整備ができます。
N.N.
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