カテゴリ: 建機、 買い取り、 環境機械、 建設機械、 中古重機、 油圧ショベル、 くるくるダンプ、 査定、 出張、 北海道
中京重機のオフィシャルブログです。
2019 12.16
カテゴリ: 建機、 買い取り、 環境機械、 建設機械、 中古重機、 油圧ショベル、 くるくるダンプ、 査定、 出張、 北海道
皆様、お久しぶりです。
今年もあとわずかとなってしまいましたが、やり残したことはありませんか?
私は自宅の大掃除を始めようと思っているのですが、なかなか手が付けられず・・・。
なんとか連休前に終わらせられるようそろそろ動き始めます。
それはさておき、先日北海道に出張買取査定に行ってまいりました。
検品したのはくるくるダンプと解体仕様油圧ショベル!
今回はそのことを記事にしたいと思います。
今回、くるくるダンプの買取査定を行いました。そもそもくるくるダンプとはどういった重機なんだろう?と思った方もいらっしゃるでしょう・・・くるくるダンプとはクローラーダンプの仲間に含まれ、クローラーダンプは不整地運搬車の一種です。その名の通り走行方法にクローラーを採用していて接地圧が低い為、泥や水を含む柔らかい粘土質の地盤や傾斜のきつい土場 でも土砂や荷物をのせて走行することができる重機です。
その為、通常のダンプカーでは林道を整備しないと走行できないような、不整地の現場で活躍ができます。
このコマツ製くるくるダンプCD110R-1はキャブとベッセルがある上部が360度回転可能で、Uターンせずに上部のみを回転させることで常に前進することができ、作業スピードがアップします。
また、Uターンをする必要がなく思った場所で方向転換できるので、狭い土場で威力を発揮します。路盤を傷めることとを心配することもありませんし、バック走行する必要もないため作業の快適性・安全性も向上します。
他にも不整地運搬車には林業用などの仕様もありますがそれについてはまたの機会に・・・。
続いて出張買取させて頂いたのはコベルコ製解体仕様油圧ショベルでした。SK350DLC-9、私が今まで査定した中で最大クラスの油圧ショベルで、しかも3段ハイリフト!とにかく大きかった以外の言葉が見つかりません。
3段ハイリフト、解体仕様機の査定に一人で行くのは今回初めてでしたので、行く前に色々と勉強していきました。
まずパッと見て標準仕様の油圧ショベルとの違いで気付く点と言ったらブームではないでしょうか。
解体仕様のブームには、各建機メーカーがそれぞれ名前を付けています。「セパレート」「セミロング」「ツーピース」「3ピース」「ハイリフト」「3つ折れ超ロング」「ショートリーチ」などなど色々なタイプがあります。
一般的な油圧ショベルと違って、解体仕様の油圧ショベルはブームを一直線に伸ばせます。(一般的な油圧ショベルのブームは「くの字」状に湾曲しています。)
特にブームとアームの中間にもう一つアームを挟むことで長いリーチと複雑な動きを両方兼ね備えた三段タイプや三つ折れタイプとい言われるフロントを持つ解体仕様油圧ショベルは、ビル解体等に活躍します。
高所解体現場で出会うビルの高所を解体できるよう、ブームがよりキャビンから離れた遠い位置にまでストレートに届くような形状になっています、これは重機を操るオペレーターから、破砕の位置までの距離を確保するという意味でも有効です。
また、圧砕機(大割機・小割機)・ブレーカー等の 解体作業に使用するアタッチメントが使えるよう、アームの油圧の配管の数が汎用機と異なっています。5本配管搭載のものが比較的人気ですね。
安全性能の面でも他にも標準仕様とは異なった特徴があります。
解体現場には破砕したコンクリート片などが散らばっていますので、現場で安全に走行できるようにクローラーのガイド数を増加したり、オペレーターを守る為のフロントガードや落下物に備えたヘッドガードがキャビンに標準装備されています。
他にもメーカーによっての違いなどもあるのでもっと知りたいなという方がいらっしゃいましたら以前のブログで詳しく紹介しているのでそちらをご覧ください。
中京重機では特に特殊仕様油圧ショベルやリサイクル建機の買取に力を入れています。
特殊な建機の売却を考えていらっしゃる方やお探しの方、ぜひ一度弊社にご相談ください。
・コマツ製くるくるダンプCD110R-1は軟弱地盤、傾斜がある地面でも土、荷物をのせて走ることができ、狭い現場でも大活躍!
・コベルコ製解体仕様油圧ショベルSK350DLC-9は解体作業でビルの高い場所や地下まであるような基礎部分を解体できる!
・リサイクル環境機でしたら全国どこへでも買取査定に伺います!
Y.O.
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