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2020 04.03

初めて重機の整備に触れる新社会人、新人社員達へ~中古重機整備士聞き語り2~。

投稿者: N.N.

カテゴリ: 建機中古建機中古建設機械建設機械中古重機アタッチメント解体

こんにちは。

4/1です、今日から新生活の始まり!という方もいらっしゃるかと思います。入社式はどうでしたでしょうか?先輩・上司はどんな方でしょう?

まだ初日なので聞きづらいかと思いますが、「ちゃんと休日、休めるかな?」とか「遅くまで残業あるのかな?」とか気になる人もいるでしょう。

明日から社員研修が始まる方、早速先輩の下で一緒に業務を行って、「見て覚える」ように言われた方、仕事の覚え方、教え方も色々あるようです。
職人さんの世界ではよく「見て覚える」「技は盗む」などと以前は言われたようですが、現在はどうでしょうか?

重機整備の世界で、新社会人や新入社員等の新人メカニックはどうやって整備の仕事を覚えていくのでしょうか?
前回に続いて新社会人・新入社員達に向けて中京のメカニックT.I.さんに話を聞いてみました。

それでは中古重機整備士聞き語りの2回目スタートです。

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【1】整備はネジが回しが8割。ネジの緩め・締めは中古重機整備で本当に必要。

重機修理工場の新入社員や新社会人等の新人整備士さんがこの話を読んでくれているとしてですけど、例えばこれからエンジンオイルとオイルフィルターを変えてほしいという先輩から指示をもらった場合、まず用意するものはオイルを受ける器、オイルを抜く工具等になると思います。抜いた際に出てくるオイルの量や、オイルフィルターを変えるためのレンチはどのサイズが使えるだろうか等、考える必要があります。
ここで、割と作業で起こる失敗例を一つご紹介します。オイルフィルターにOリングが付いているのですが、これがフイルターを交換する際に大体フィルターにくっ付いて外れるはずなのに、それが本体に残ってしまって、新しく2重にOリングをつけてしまうダブルパッキンと言うミスによってオイルが漏れてしまいます。そういった注意するポイントはどんな作業にもあります。これはもう現場に入って覚えるしかないでしょうね。

「仕事に対して注意深く興味深くなることで仕事に慣れる、仕事を覚える」と世の中ではよく言われます。また「仕事を見て覚える。」とも言われますね。

例えばネジを回すという、ある意味単純でありふれた作業があります。このネジ回しなんですが、ネジが一本折れると折れる前の作業状態に戻すにはとても時間がかかります。もう本当に時間のかかる大変な作業になるわけです。ネジ。私達の世界では、ボルトと呼ぶことが多いのでここからはボルトといいますが、いかに折れずにボルトを回すかというのは単純なようでとても重要なんです。

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ボルトを回すことは整備業では呼吸と同じくらいありふれているが重要な動作。

錆びた回らないボルトを回すためには、中古重機・建設機械の整備の場合バーナーなどで炙って温めてから回すことが多いです。また、錆びてなくても回らない、回りにくいボルトを回すのにはコツというものがあります。前に新人の整備士で格闘技経験者のものすごい身体をした子が、力が強くてもトルクをかける勘所がわからないので回せなかったことがあったんですね。で、僕は回せると。まあ、こんな感じで力だけの世界でもないんですね。こういうのは散々やって・・・別な言い方をすると痛い目に合わないとわからないものなのかもしれませんね、ちょっと怖い言い方ですが。

こういった辺りは、現場で経験者の横について作業を手伝ったり、見学した際、最初に触れることになります。こういう場面はこうだよねというパターン、今回でいうと錆びたボルトを回す時にはバーナーで炙るとか、その後の回し方とかを頭の片隅に残しておく。そういった習慣がわからなくても、自分がそういった状況や作業に出くわした際、前に見たこと聞いたことが一瞬頭をよぎって”あの時、先輩がネジを温めろって言ってたな”と、ふと思い出すことが必要なんです。

前に先輩が整備するのを横について見ていた状況を、今作業をしようとしている状況にすごく近くてこんな状況あったなあと思い出せることが、整備士個人の作業の引き出し・スキルだったりしますから。そういった引き出しをどうやって増やしていくかが、新人メカニックの成長、言い換えれば仕事を覚えるということになりますね。そしてその作業が知識だけでなく実際に現場で自分で出来ると実践的な使えるスキルになります。それに、そうやって思い出した引き出しの中から、作業にどうやってひと手間加えるか考えることで、例えば錆びたボルトを折らずに緩めることでリカバリの時間が発生するリスクを省くことが出来たり、仮にボルトを折ってしまった時でもリカバリの時間を短縮することができたら、戦力として周りから安心して認めてもらえるでしょう。

ボルトを締める緩めるというアクションは、本当に大切です。例えばオイル交換をするにしてもオイルを抜く時でも、オイルが溜まっている部分のボルトを緩めるところから始まります。ここで工具の使い方を誤ってボルトをなめてしまい、緩められないとオイル交換作業が止まっちゃうんです。

これはあくまで私の私見ですが・・・結局整備屋はボルトを緩めてちゃんと締められるという、基礎中の基礎が出来れば8割出来てるんじゃないかと思いますね、部材がボルトとナットでつなぎ留められて構造物になっていますから。それ以外に溶接となるとドロドロになった鉄をどう成型するのかなどという作業が発生しますが、一般的な整備はボルトを緩めて締めるという作業が本当に肝心なんです。

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ボルトとナット、この2つでつなぎ留められている構造物は多い

【2】重機整備に限らず、手元をお願いされたときに必要な振り返り作業。

先輩整備士の行う作業の手伝い、現場でのアシスタントの事を手元と呼んでいます。重機整備の手元をお願いされた時によく「何番のレンチ取って。」というような工具等の受け渡しをお願いされることがあるでしょう。そこで、”先輩が前と同じ作業をしていたからこの次のアクションでこの工具が必要だな”と気が付くことが、先ほどお話した引き出しを増やすことの第一歩になりますね。先輩が整備をしている時、「このボルト錆びてるなあ」って先輩が話したらすかさず温めるものを持ってくることができるとか、しばらくするとそういった作業毎の断片が頭の中に入ってくるかと思います。そんな感じで動けるようになってくると、オイル交換等の一つの完結した簡単な作業をお願いされるようになるでしょう。そういった時に、それまでの頭の中に入った断片を繋ぎ合わせ、一つの作業をやり終えるまでの一連の流れやシナリオが描けるかというあたりが、新人さんの一つの目標なのかもしれません。

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”手元”は先輩の技術に仕事の現場で直に触れる機会。

結局手元を依頼された時等、先輩の作業を見て覚えるということが、先輩からすると整備の作業の一面一面毎に点で教えているということになります。そこから点と点をつなげてトータルのシナリオを描き、依頼された作業を完結できるかどうかが、作業を身に付けられたかどうかということになります。ところが、どこかでシナリオを変更しなくてはいけない場面がしばしば起こるのが仕事なんです。例えばネジを緩めたけれど折れてしまって残ってしまった場合、それは一旦置いておいて一通り終わらせてから、ボルトが折れた箇所に戻って作業をすることを考えなければいけないかもしれませんし、折れたボルトの場所が外装のカバーなのか、エンジンのボルトが折れたら影響が大きいため、しっかり対応しないといけない場所なのかによっても変わるでしょう。他にも、外装で折れ込んでしまったものも、補修作業を覚えることで万が一折れたとしてもリカバリーが出来たり、さらに言うと折れる前に処理ができるようになります。

・・・こんな風に作業の各局面、動作を点のレベルで覚えておき、次に点と点を繋いで作業の全体像を描ける、さらには場面場面でトラブルを回避できるというように成長していくということが仕事を覚えるということなんでしょうね。

【3】引き出しを増やすための日報の使い方。

これはあくまで私見なのですが・・・。

新人の方は一日の終わりに日報を作成するように指示が出てるかと思います。そんなに固くならず、作業が終ったあとに今日何をやったのかなって頭の中で組み立ててほしいですね。そこで一番大事なことは、何でもいいから一つポイントを自分の中でまとめておいて、今後思い出せるようにしておくことなんですよね。
欲を言えば違う日に覚えたポイント、日報的に言うと違うページにあるポイント同士を組み合わせて作業のシナリオを作ってもらえるようになれば最高ですね。

そこまで成長するのにかかる時間は人によって違います。私の場合、18歳で工業高校で工具の使い方や機械の構造などを学んでいましたし、もっと言うと、小学校から自転車をいじったりとか高校でのバイクいじりの経験等があったので、比較的勘所をとらえるのに苦労はなかったように感じます。
反対に、今まで工具を持ったことがないけれど、整備の世界に飛び込むというのであれば、機械に興味を持つことが、本当に大切ですね。家にある自転車をばらしてみるとか。どんな分野であれ「興味を持つ。」というのは何かを身に付ける行為の最初の一歩ですから。

 

・・・・・・T.I.さんのお話、いかがでしたでしょうか?毎日の業務を少しずつ覚えていって、作業のイメージが描けるようになっていく。そんな感じで順を追って、仕事を覚えていけばいい、そんなイメージがつかめたかもしれません。

中京重機は、機械好きな整備士さんが多いので、仕事はスパっと切り上げて、しっかり休日は自分の好きなこと、バイクいじり、車いじりを真剣に楽しむ人が本当に多いですね。機械以外にもバスケットボールや釣り、お子さんと遊ぶとか休日をしっかり充実させている方もいます。
伊藤さんは趣味の米国製自動車のレストアに打ち込んでいて、休暇を利用して渡米し、現地で研鑽を積む等本当に重機に限らず機械を整備すること自体が大好きな方です。
中京重機は他の整備工場と比べて、休日はしっかりとれているあたりが却って、機械への興味を掻き立ててると感じました。

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まとめ

重機整備作業の中で、ネジを締め緩める作業の重要性は高い。

 

経験者の作業を見て覚える場合、日報などで後から振り返って作業の局面局面を思い出し、作業全体を自分でイメージすることが大切。

 

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