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2017 06.04

裏技も公開?!自走式土質改良機の起こりやすいトラブルとメンテナンス。

投稿者: A.S.

カテゴリ: 重機建機環境機械建設機械ガラパゴス土質改良機中古

こんにちは。

6月に入りましたね。

1年ももう半分が過ぎようとしていると思うと、時の流れの速さに驚いてしまいます。

気が付いたらあっという間に1年が終わってた!
とならないよう、毎日をしっかりと仕事をしていかねば、と気を引き締め直しております。

「毎日しっかり」といえば・・・重機のメンテナンスですね!

今回は、自走式土質改良機のトラブルやメンテナンスについてお伝えします。

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摩耗しやすい混合室は目視チェックを欠かさずに!

自走式土質改良機でもっとも摩耗しやすい箇所は混合室です。

前回アップのブログの中でも「中古車 」を選ぶ注意点として詳しく説明していますので、ぜひご一読ください。
『前回ブログ→新車?レンタル?中古?自走式土質改良機の選択肢 

混合室内の部品の摩耗が進むと、作業効率の低下はもちろん、他の部品への負担も大きくなり、より深刻なトラブルにつながることがあります。

摩耗の状態は目視で確認が可能です。
使用後は清掃・洗浄をこまめに実施して定期的に摩耗を確認し、必要に応じて部品の交換をしてください。

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コマツ建機の自走式土質改良機(BZ210BZ200など)は、カッターやハンマーを利用して土を叩き切りながら混合するタイプです。

そのため、ある程度砂礫等が混ざった投入土でも下処理をすることなく作業が行えます。

しかし、大きめの小石や大量の礫がある場合、混合室への負荷が大きくなりすぎて混合室内が凹んだり、シャフト類が歪んだりしてしまいます。

現場の土質によっては、スクリーン等である程度の小石を取り除くなど、下処理を行って混合機への負担を減らすことも必要です。

 ソイルカッターやロータリーハンマーは特に摩耗が激しいのですが、日々見ていると、どれだけ摩耗したかがわかりにくい箇所でもあります。

新品の状態を写真等で残しておくと摩耗度合いをチェックしやすいですね。ハンマーなんかは意外と編摩耗していることに気づきたりもします。

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一方、日立建機の自走式土質改良機(SR-P1200SR-G2000など)は、パドルで混ぜるタイプです。

大型の2本のシャフト(木の幹)にパドル(木の枝)が付いており異方向に回転してかき混ぜる構造ですが、やはりこのシャフトを支持しているベアリングに負荷がかかります。

数千HR単位ですが交換する際はかなり高額になりますので要注意です。しかもなぜか動力を伝えているモーター側と反対のベアリングが損耗が早いようです。必ず異音が出てきますのでしっかりチェックしてください。

交換式のパドル自体は容易に交換が可能です。おそらく調質鋼で作ってあるであろう「耐摩耗パドル」もメーカーから出ています。構造も単純なので工具鋼レベルで超耐摩耗仕様を作ってもおもしろそうですね。

いずれにしても取付してある台座まで損傷が及ぶと修理が高額になりますので気を付けてください。

パドルタイプ混合室の写真はこちら→『前前前回ブログ プロのテクニックが見せどころの重機・建機『自走式土質改良機』のメーカーによる違いとは?

メーカー別でチェックすべき自走式土質改良機の清掃ポイント。

次に、固化材のホッパー部分です。 

固化材には石灰やセメントが利用されているため、使用後にはコンプレッサー等で清掃することが大切です。
固化材がこびり付いて固まってしまった場合は、簡単に落とすことができないので、地道に“はつる(削る)”以外の方法はありません。

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固化材が少し残っている状態で雨水が入ってしまい、ホッパー内部がカチカチに固まってしまった・・・という事例もあります。

 日立建機の自走式土質改良機の固化材用ホッパーは、蛇腹式で折りたためるようになっています。固化材ホッパーを折りたたんで格納しますが、いざ使おうと思ったら、清掃が不十分だったために、蛇腹部分がくっついてしまっていた、伸ばしたら破れて使えなくなってしまった、ということもあります。

供給方式はスクリューフィーダー型なので構造体がカバーの中にすっぽり入ってしまっており清掃が大変です。

新型のSR2000Gは点検・清掃口が増設されており改良されていますが、先代のSR-G2000はいちいちボルトを外して清掃しなければなりません。ここは改造必須ポイントですね。

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コマツ建機の自走式土質改良機の固化材ホッパーは、金属製ですので破れる心配はありません。

しかし、取り付け・取り外しが必要になるため、上部に付いている回転灯(表示灯)をぶつけて割ってしまう、というトラブルがよくあります。

また、ホッパー内には固化材が均等に落ちるよう手裏剣のように回転するフィン形状の供給部品が付いており、PC30から移植した旋回リンケージを介して側面の3つのモーターで回転させています。

ややアンバランスな構造ですが誰も作ったことのない製品開発とはそういうものなのでしょう・・
開発者の苦心を感じます。

このモーター意外と油漏れします。手に負えなくなるまで放っておきたいところですが、交換の際はリンケージの反対側にある回転センサーを破壊しないように気を付けてください。

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モーターやセンサーはデリケートな部品なので、しっかりチェックと清掃を行うようにしてください。

清掃をしっかりと!重機の腐食を加速させる大敵は水分と固化材!

さて、自走式土質改良機は比較的シンプルな構造をしていますが、設定どおりに改良土を生産する使命を負っている機械だけあって多くのセンサー類が搭載されています。

そして、自走式土質改良機のトラブルの中でも最も厄介なのがこのセンサー類(電気系統)のトラブルです。

たった1本の配線が切れただけで、動作しなくなる、異常を検知する、正しい数値が測れなくなる、などのトラブルが起きることがあります。

自走式土質改良機は水分を多く含んだ土を処理することが多いうえ、固化材として石灰やセメントを使用します。
この土や固化材が配線部分についた状態が続くと、配線の被覆が腐食して断線してしまう恐れがあります。 

そのため、作業後はきちんと清掃して土や固化材を落とすようにすることが大切です。

もしも配線部分に土や固化材が入りやすい場所があると気付いたときは、あらかじめ隙間をふさぐなど土や固化材が入らないよう対策しておくのも有効です。

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また、電気系統だけでなく、重機本体の腐食にも注意が必要です。

「水分を多く含む土」と「アルカリ性の固化材」を同時に扱う自走式土質改良機は、他の重機と比較しても腐食しやすい環境で利用する重機といえます。

以前取り扱った自走式土質改良機は、本体部分の錆・腐食は大したことがないのに足回りの腐食が特に進んでおり、動かすたびにクローラーリンクのボルト頭部がボロボロと落ちてくる・・・という状態になっていました。

こうした重機本体の腐食を防ぐためにも、日々の清掃が重要なのですが、固化材はどうしても付着してしまいます。ひどくなった場合は、手作業で“はつる”か、サンドペーパーグラインダーで削り落としていくしかありません。 

化学反応の力を利用して固化材を除去する方法として、酸性のトイレ用洗剤を利用する、というウラワザもあります。

↓↓※こんなやつをやるには、トイレ掃除×100万回分ぐらいの根性とサンポール100年分ぐらいの財力が必要!!s-shacyou 152.jpg

機会があればぜひお試しください。

 この固化剤除去の問題は、自走式土質改良機の全塗装商品化をする弊社では避けて通れない問題なのですが、いつも外注の塗装屋さんが下地処理としてサンダーによるけれん掛けを入念に実施してくれるおかげで全塗装もピカピカに仕上げてくれます。本当にありがとうございます。
頭が下がります。

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自走式土質改良機の状態に不安がある場合やメンテナンスなどについてもぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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まとめ

摩耗しやすい混合室は、目視でチェックして必要に応じて部品交換を。

大きな石が混じらないよう下処理をすることで重機への負担も軽減。 

固化材ホッパーはこまめな清掃で固化材が固まらないよう注意を。

日立建機の固化材ホッパーは蛇腹式なので破れないように注意が必要。

コマツ建機の固化材ホッパーはモーター・センサーに注意を。

土や固化材がたまっていると、電気系統のトラブルの原因に。

日々の清掃で土や固化材を落として重機の腐食を防ぐ。

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