カテゴリ: 建機、 中古建機、 中古建設機械、 建設機械、 中古重機、 修理、 アタッチメント、 工場、 重機の整備、 整備士、 就職
中京重機のオフィシャルブログです。
2022 03.25
カテゴリ: 建機、 中古建機、 中古建設機械、 建設機械、 中古重機、 修理、 アタッチメント、 工場、 重機の整備、 整備士、 就職
こんにちは。
名古屋では先日桜が咲いたようです。やっと春が来た様子にどこか華やいだ気持ちになります。
私が中京重機に参加したのもちょうどこの時期ですので何やら感慨深い気にもなりますが、それと同時に花粉の季節が到来したことも意味していますね。
杉は日本にしか生えていないという話を最近聞きました、林業に従事されている方には珍しくないことかもしれませんが、、、。
さて今週も若手整備士H.Iさんの話です。重機整備の仕事は大きな部品を扱うことが多いのですが、反面機械化も進んでいてそういったものは機械で運ぶことが多いのです。そんな重機の仕事にはどんな人がむいてるのでしょうか?ざっくばらんに聞いてみました。
H.Iさん
先輩と一緒に第一線で頑張っています。
整備の業務というのは、重機が稼働する現場であったり、整備工場の敷地内などの屋外がメインです。いわゆる外仕事なので体力的に疲れるかと訊かれることもあります。率直に言えば疲れる日もあります、特に複数の現場を周った日はそうかもしれません。それ以外に溶接のようなずっと一つの姿勢で同じ作業を続けた日は疲れることがありますが、特に整備作業特有の疲れというわけでは、ありませんね
客先に出張した際の疲労はありますが、それは気疲れというよりかは、故障箇所がわからないという悩みからの疲れですね。なぜ壊れているかわからない。ここだろうなという箇所を直しても症状が改善しないという事態になるとかなり頭を使うことになります。例えば今手掛けていた高所作業車がありますが、作動不良の状態が続いて部品交換を重ねても改善しないことがありました。幸いにも改善しましたが、なぜだろうと頭抱えたりとか、そういった時は自分で分かりそうなときは自分で回答を探すこともありますが、基本的には重機について一番経験がある工場長に質問します。直属の上司のSさんに聴くこともありますね。工場長に整備について相談した場合は普通に一回見てくれて、簡単な場合はこの機構はこういう仕組みになっているというような説明があって作業内容の指示がもらえます。工場長もわからないときは工場長も一緒に機械のカバーを開けて機械を動かして検証しますね。なので、一人で悶々と頭を悩ませ続けることはありません。それでも動かないときは・・・、他の正常に動く箇所を一つ一つ動かしていって、動かない箇所=故障箇所を確かめていくスタイルで教えてもらえます。一緒にいろいろと動かしていって不具合箇所を探すのは大変な時もあります。工場長はそういう部分が楽しく感じて、決まりきった仕事はつまらないと感じるようですが、そういった境地に早くたどり着きたいですね。自分に関して言えば、今は故障箇所の診断よりも溶接であるとかそういった体を動かす作業を着衣実にこなしていきたいなと感じています、他には部品交換とか自分が確実にできる作業を増やしていき実力を高めていきたい時期かもしれません。
疲れはきっちり休んで回復させて、趣味のゲームをグループで楽しんで気分転換しています。中京重機はそんなに残業がないのできっちり趣味の時間は取れますね。
同じ姿勢が続く作業は疲れることもあります。
知り合いに重機の仕事について尋ねられると中古の”ショベルカー”(一般の方は油圧ショベルのことをそう呼ぶ方が多いんです。)とかそういった建機を扱ってるよという説明をしています。重いものを扱ってつらいんじゃないかと心配してくれる人もいるのですが、重い物を運ぶ時には機械で運びますから特にものすごく重いものを手で運ぶことはあまりないんです、そういう危険なことは避けますし。..ただ多少筋肉はついてきたかなっていう感覚はあります。それに重機の部品が大きいと思われがちですが、サイズは小さいものもあってまちまちです、ゴムのパッキンとかオーリングのように指先で扱うものも当然あります。屋外の作業ですが夏の暑さ・冬の寒さに悩む部分は当然あります。個人的には夏の暑さは苦手ですが、今は扇風機付きの作業着もありますね。冬は足が冷たいのは気になりますが、手はグローブをはめていますし何かと体を動かすので、風が吹いてなければ寒さは結構しのげます。
僕は今年3年目ですが、Aさんは4年目、私が22歳 Aさんが23歳 Sさんが30代、工場長は50代と年の差はあるのですが、サービスの人が集まるとみんな機械系の話でもり上がるようです。中京重機は仕事が終わるとみなさっと帰るので、そんなに長く雑談をするわけではありませんね。業務の終わりに日報を仕上げる際、一対一での話をすることが多いかもしれません。私の場合、どうしても一番年が近いAさんと話すことが多いです。そのせいか仕事でも軽く冗談いれたりしてリラックスして整備作業をすることが出来てるかなと思います。
友人にもし”整備士をやってみたい”という人がいたら、かける言葉は人によって変わるかもしれませんが、外で動く仕事だよとまずは伝えるでしょうね。体格が体が大きい子よりは小さい子の方が向いてるかなというのはありますね。体格が良くっても何100キロの部品を持ち上げれるわけではないですし、そんな作業があったら機械でもちあげますし。仕事で役に立つとしたら狭いところに手が入るとかそういった小柄な方は重宝されるんじゃないでしょう?機械を触ったことがなくても先輩が教えてくれるから大丈夫ですし。機械いじりが好きな真面目な人なら本当に向いてるんじゃないかと思います。重機とは畑違いかもしれませんが僕はコンバインなどの農業機械を学生時代に触っていました。それで中京重機に入ったってところはあるかもしれません。僕自身は座り仕事よりも体を動かす立ち仕事仕事の方が良いというこだわりは特にないんですが、合同説明会等で話を聞いて、人と仕事をするよりもしっかり目の前の業務に集中できる仕事を探していましたし。手に職をつけるというよりは、安定というのでしょうか?機械を直すという仕事は将来無くならない仕事じゃないかなと思ったのも整備の職に挑戦した動機の一つです。
毎日の仕事をしていてもその考えは増してきましたね。そういう意味では将来の不安とは僕は無縁なのかもしれません。
この1・2年先の目標ですが、まずは目の前の業務を一生懸命やれたらと感じていています。10年後は整備の現場も伸ばしていきたいですが、スペシャリストいうよりかは、マネジメント的な職種にも興味がありますね。整備士の世界は職人の世界なので、そういった可能性も面白いんじゃないかと思います。
重量物は機械で運んだり吊ったりします。
・・・いかがでしたでしょうか?重機整備の仕事は、世の中の動きに左右されることが少ないので落ち着いて仕事をしたい人にはおすすめかもしれませんね。
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安全面を重視する重機整備では重量物は機械で運搬する。。
故障箇所の診断には、部品ごとの稼働テストが必要な事もある。
N.N.
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